修士って2年間じゃないですか?2年間でちゃんと完成させられるか不安なんです……
私も色々不安になりましたよ…でもこれさえ知っておけば完成させられると思いますよ
こんにちは。社会人大学院生&日本語教師のさじここです。
もうすぐ大学院に入学する方、現在修士1年目の方「修士論文(修論)」の悩みありませんか?
大学院に入学した私は「修論」のことを考えると憂鬱で不安を感じていました😅
例えば…こんな悩み↓です
だから、Googleで色々検索していたのですが、なかなか知りたい内容や情報がぱっと出てきませんでした……😥
修論の悩みはだいたい「研究スケジュール不安」と「論文執筆の仕方(Word設定など)がわからない不安」そして「研究が進まない不安」の3つだと思います。
そこで今回は、【修士1年目の人】【修士2年目の前半の人】向けに「2年間の研究スケジュール目安」をまとめてみました。
この記事を書いている私は、国立大の修士課程在学中に出産し子育て&日本語教師の仕事をしながら修論を完成させています(それも3週間も余裕をもって😁)
精神的にもスケジュール的にも余裕を持てたので、何度も修論を読み返し修正したり、製本も早めに出せて金銭的にもお得でした!!😁
ぜひ、ご自身の立てている研究スケジュールや修論提出締切日と照らし合わせながらお読みください。
※この記事は【文系大学院】を想定して書いていますので、理系の方には当てはまらない部分があるかもしれません。また、【文系大学院】でも大学によって大きく違う可能性があるので当てはまるかどうかもご自身で検討の上、参考にしてください。
修論完成までの目安のスケジュール
みなさんは『修論提出までの研究スケジュール』を立てていますか?
立てていない方はぜひこの機会に『修論提出までのスケジュール』を立てましょう!
これこそが、修論完成に向けて最も重要なポイントです!!
2年間の修論完成までの目安研究スケジュールはこんな感じ↓です。
①修士1年(M1)前期:研究テーマを設定し、研究計画をたてる、先行研究を調べる
M1の夏休み:予備調査(パイロット調査)を実施する、先行研究を調べる
②修士1年(M1)の後期:予備調査の結果をまとめる→本調査 or 調査方法や対象を変更する
M1の冬休み:(調査方法を変えた場合)もう一度予備調査 or 本調査
③修士2年(M2)前期:本調査の続き、研究背景、先行研究など書ける章は書き始める
※修論中間報告会
M2の夏休み:本調査の分析結果をまとめる、調査概要など書けるところは書いておく
④修士2年(M2)の後期:研究結果、考察をまとめる、参考文献リストに漏れがないか等チェックする
製本→《修論提出》→口述試験
これはあくまで目安で、理想のスケジュールです。
これを元に自分の状況を踏まえて、ご自身の研究計画を立てましょう。
修論はよく「山登り」に例えられます。
例えば、富士山に登るとしたら皆さんはまず何を調べますか?
「登山の服装」「装備品」「宿泊施設」「持ち物」「ルート」など……ですかね?
でも、ちょっと待って下さい!皆さんは富士山を1日で登る予定ですか?それとも2日かけて登る予定ですか?体力に自信がありますか?
それによって、「登山の服装」や「装備品」「宿泊施設」「持ち物」「登山ルート」など変わってきます。
つまり、個人の予定や性質なども考慮して計画を立てたほうがいいです!
これは修士課程の研究でも同じことが言えます。
というのも、修士課程は2年間ですがその中身の予定は人それぞれ…(たとえば、修士2年目の春に就活をする予定、教育実習を取る予定、働きながら研究をしなければならないetc…)
すでに決まっている予定を加味して研究を始めないと研究に行き詰まったとき精神的にも日程的にもきつくなるので、まずは自分が修士2年間でしなければならない予定も事前に書き出しておきましょう。
《補足》M2の前期ぐらいにある「修論中間報告会」というのは、それまでの研究状況や修論執筆状況をゼミを大学院指導している先生たちの前で発表する学内の発表会みたいなものです。
これはおそらくほどんどの大学院であるかと思いますが、ない大学院もあります(今はコロナでやらないかも…)
この中間報告会までに、ある程度研究の方向性と結果が見えてきていないと進捗状況としては…まずい!
中間報告会は先生方が院生の研究状況を把握するという目的もありますが、M2の夏なのにのんびり悠長なことを言って全然研究が進んでいない院生の尻を叩くという裏の目的もあるそうです(笑)
みんなの前で尻を叩かれのは嫌…ですよね😅
そうならないためにしっかり研究計画を立てましょう!
修論執筆する前に確認すべきこと
修論執筆前にぜったい確認すべきことがあります。
案外この4点は修論を書きはじめて、例えば…「そういえば…字数制限ってあったっけ…」みたいにふと思い浮かび、調べる…みたいな人が多い気がします😅
まあ、別にそれでもいい気がしますが、特に③のフォーマットの規定については書き始めてからWordの設定を変更するといろいろ面倒なことが起きやすいです。
(このあたりのWordの設定については次の「論文執筆の仕方(Word設定など)がわからない不安」の記事で書きますので少々お待ちください)
また、①の修論の提出締め切りに関しては、私の大学院ではなぜか直前まで知らされませんでした……😱
でも、HPに昨年の締め切りが掲載されていましたのでそれを参考に修論完成までのスケジュールを立てていました。
それに合わせて②〜④の情報もHP等に掲載されている or 配布される資料に掲載されているかと思いますので合わせて事前に確認しておきましょう!
④の「製本って?」と思われた方もいらっしゃると思うので補足すると、製本とは論文が読みやすいように表紙をつけて本の形にすることです。
たいていの大学院は修論1部は図書館に保管されます。
そのために1部はハードカバーの本にする必要があります(簡易製本でもOKな大学院もあるかも)
その製本、特にハードカバーは自分で作成することができないので印刷所に依頼しなければなりません。
私の大学院の場合、修論提出締め切りは年明けの1月の第2週目でしたから、正月明けてすぐ印刷所に依頼しなければ製本が間に合わなくなります…😱
そう…修論は書けば終わりではなく、製本して提出してはじめて完成と言えるのです!!
これに気が付かずにのんびりと修論を書いていると取り返しのつかないことになりますから、製本が必要かどうかは早めに確認して、もし製本する必要があるならそれを加味した執筆スケジュールを立てるのがいいかと思います。
冒頭でもちょっと触れましたが、製本は出来上がり日数によって製本値段が変わってきます。
もし修論執筆がギリギリになってしまい「翌日仕上がり」で依頼すると製本代が上がるので、節約したい方は余裕をもって(約1週間〜10日ぐらい)製本依頼をしましょう!
※私の大学院のように、お正月開けのすぐ提出の場合は特に注意です!!年末〜お正月4日ぐらいまでは印刷所が休みになりますので……
何事もゴールがわからないと逆算して計画を立てられませんから、入学したらなるべく早くこの4点は確認することをおすすめします😁
今この記事を読んでいる院生でまだこの4点について調べていない方は、この記事を読み終わったらぜひ、大学院のHPなどで調べてみてくださいね!
というのも授業や発表準備などで忙しくなると、これらは後回しになり、調べるのが遅くなればなるほど、後々自分の首を締めることになりますよ…😅
また、これらの4点がHPなどで公開されていない場合があるかもしれません。
その場合はすでに修論を出した経験のある博士課程の先輩に聞くのがおすすめです!
私の大学院はかなり修論に関する情報がざっくりしていたため、製本の仕方やフォーマットについて博士課程の先輩に教えてもらいました(笑)
わからないことは積極的に周囲の先輩や先生に聞いて解決しておくのも、修論の完成には必要ですので、恥ずかしがらずにどんどん聞いてみましょう!
修論執筆の助けになる本
ここまで修士2年間のざっくりした目安の研究スケジュールについて解説してきました。
「ちょっとこのブログだけでは不安が解消されない…😥」という方のために、修論執筆の助けになるオススメの本『[改訂版]日本語教育学の歩き方 初学者のための研究ガイド 』を紹介します↓
この、『[改訂版]日本語教育学の歩き方 初学者のための研究ガイド 』は、日本語教育に特化した研究ガイドなので、日本語教育業界ではどんな研究が行われているのか、どんな学会誌があるのか、どんな感じで研究を進めればいいのかということがとても具体的に書かれています。
修士論文を執筆する前にぜひ読んでおくといいです。
書かれている内容は日本語教育学なのですが、研究論文の書き方については他の文系の学部でも共通するかと思いますので、日本語教育学専攻でなくても参考になるかと思いますよ。
この本の中に出てくる研究論文は実際にCiNii(国内論文検索サイト)で読むことができる場合もありますので勉強になりますよ。
もしかしたら、みなさんの大学院で教鞭をとっているかもしれません😁
また、「研究が進まない不安」の記事で書く予定ですが、研究には「量的研究(アンケート調査など)」と「質的研究(インタビュー調査など)」があり、多くの研究に関する本はどちらかに特化しています。
でも、こちらの本は両方の研究手法が大まかに解説されているため、調査を始めようとしているけど研究手法について決まらない…、研究手法にどんな種類があるのかわからない…といった悩みを解決するヒントになると思いますよ😃
修士1年目で読んでおくといいオススメの本2冊目は、『文系研究者になる「研究する人生」を歩むためのガイドブック』↓です!
この『文系研究者になる「研究する人生」を歩むためのガイドブック』は修士課程〜博士課程進学〜その後のキャリアについて書かれた本であり、研究のノウハウだけでなく自分の今後のキャリアを考えるための1冊になるかと……
修士2年間は本当にあっという間に過ぎていきます😭
修士を卒業した後…博士課程に進学するのかしないのか、このまま研究者として歩むのか否かを修論を書きながら考えていました。
私が修士1年のときにこの本と出会えていたらよかったなぁ…と😅
この本の目次を見ていただくとわかるのですが、院生生活のノウハウも詰まっています!
例えば、「ゼミでの発表について」「修論執筆について」「投稿論文について」等…
なかなかここまで大学院生活を掘り下げて解説してくれている本はなかなかないと思いますので、バイブルとして読んでみるのもいいかもしれません。
また、大学院受験を考えている人にもオススメの一冊です。
受験の心得が書かれていますので、ぜひ参考にしてみてください😁
まとめ
今回は修論の「研究スケジュール不安」の悩みを解決するために『修士2年間の目安の研究スケジュール』について解説しました。
大学院は同期がいて授業も一緒に受けるのですが、研究は一人で行うので孤独になりがちです。
とても順調に研究が進む人もいれば、ちょっとみんなから出遅れてなかなか進まず思い悩む人もいるでしょう。
周りが順調に進んでいるのをみると余計に焦ってしまい、何から手をつけていいかわからなくなってしまうものです😥
そんなときに、2年間の研究スケジュールを立てておくと、自分の現在地が具体的にわかる地図になる上、コンパスのように次の進むべき道を示してくれるでしょう。
私は在学中に出産したため人とは違うスケジュールで研究計画を立てる必要がありました。
出産した後も子育てをしながら修論を執筆しなければいけないので、事前にいろいろ想定しておく必要(たとえば、急な子どもの病気等)もありました。
私がそんな状況で余裕をもって研究を行い修論を完成できたのは、長期的な研究計画を修士1年目の前期に立てていたからです。
スケジュールはとりあえず立てて、その都度修正していけばいい。
到達目安を設定しておくのが重要ですよ。
この記事が少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
みなさんが無事に修論を完成させることができるよう応援しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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