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【私の回想記録】私が初めて日本語学校に採用されて日本語教師デビューしたときの話

日本語学校

さじここさんが日本語教師デビューした学校はどんな学校だったんですか?

さじここ
さじここ

中国人メインの進学校だったんですけど…いろいろありましたね…(笑)

こんにちは。日本語教師さじここです。

気付いたら私は日本語教師歴6年目に突入していて、前職よりも長く働いていることになっていました…😂

この6年は私にとって怒涛の6年間で、大きなターニングポイント……

日本語教師になって、正直、泣いたこともあります。

それでも、この職業は私にとって天職だと感じていますので、日本語教師になるという決断は自分にとって間違っていなかったと感じます。

今回はそんな私の新人のころの話をシェアしたいと思います。

多分、そんな私の話なんてだれも興味ないかと思いますが、お付き合いいただけたら幸いです(笑)😂

日本語教師養成講座を修了して…

私は日本語教師の資格を養成講座で取得し、日本語教師デビューしています。

座学が終わって教育実習が3ヵ月あったのですが、教育実習開始時期にたまたま『日本語教師のための就職説明会』があることを知って、それに参加しました。

デビュー当時は東日本大震災の影響で減った留学生数が徐々に増加し、業界的に求人も徐々に増えてきていたときでした。

でも、求人の多くが「教授歴1年以上」を求めていましたし、コマ給も「1500円」が普通でなかなか新米の日本語教師には厳しい世界……😭

そんな中で参加した「就職説明会」で、たまたま、ある日本語学校の先生と意気投合し、その場の流れでその日本語学校の学校見学をさせてもらうことに……

そして、その日本語学校から後日「採用面接の案内」が……!

「あれ?学校見学じゃなくて…???」

と思いましたが、これも何かの縁だと思ってその日本語学校の採用面接に行くことにしました。

(一応、念の為その学校のHPを調べたら、ちゃんとした学校っぽく感じたので😅)

で、校長の前で模擬授業をしその場で採用が決まり、あれよあれよという間に働くことが決まっていました。

でも、今考えると、これはかなりおかしな話です。

冒頭に書きましたが、私はまだ実習をやっている途中の身……

教案の書き方や、10分程度の模擬授業は何回かやっていましたが、実際45分ぐらいの長い時間を一人で模擬授業をしたことはありませんでした…😥

新人の教師が即採用それも研修なしで、翌週から初級の学生のクラスで授業をする。

不安だったので、すぐさま採用されたことを実習指導の先生に伝えたところ……

「その学校行って大丈夫か?」

と言われました……😨

今はちゃんと新人の先生には研修があったり、教案添削があるかと思います。(ちゃんとしている学校なら)

でも、当時は研修して教案添削してくれる学校のほうが珍しく、

実習で苦楽を共にした養成講座の同期も「採用後に手厚い研修サポートはなかった」と言っていました……(で、その同期は最初に勤めた日本語学校を即辞めた)

研修がたとえなくても常勤の先生から、「自分が授業をする前までに、受け持つ予定のクラスを教えている他の先生の授業見学にいってください」と打診されると思います。(私が勤めた2校目の学校はそういう学校でした)

不安になった私は、校長に「研修とかはないのか?」と尋ねましたが、校長の返答は、

「してほしいならするけど…? でも、さじここさんなら大丈夫じゃない?」

と一掃され、結局校長に流されるまま私は教壇に立つことに……

でも、やっぱりそれはまずいと思ったので、自ら教務主任にお願いして授業を担当する日までに、他の先生の授業見学に行きました……

今振り返ると、採用された瞬間からなにやら怪しい雰囲気がその学校には流れていました…ね…😅

すぐ日本語教師デビューが決まって…

いきなり、週2コマ(45分×4を1コマと数える)を任され、初級クラスで授業をすることになった私…

30分程度で軽く説明されたの教務主任の授業の流れを頼りに、教案を書き、授業準備をしました。

幸い、その日本語学校で使用している教科書が「みんなの日本語」で、養成講座でも使用していたため、それほど授業準備には戸惑いはなかったのですが、今思えば結構綱渡りだったなぁ…と…

他の日本語学校の情報もなく、右も左もわからなかったのが逆によかったのか、意気込みと度胸で教壇に立ちました😅

初めて講師室へ入ると、長テーブルの席に他の先生が座っていたので、

「今日から入りました、さじここです。宜しくお願いします!」

と周囲の先生に挨拶して、空いている席を探し座りました。(講師室は自由席)

どの先生も忙しそうにしていたので、雑談は一切なし……😅

一人静かに自分の教案をチェックしていました。

クラスは中国人メインの18人クラスで、初めての授業はみんなの日本語Ⅰの後半の確か19課の「た型」の導入からでした。

真剣に私の授業を聞いて参加してくれている学生もいれば、ずっと寝ている学生、ケータイをずっといじってる学生など…

初回はとりあえず、与えられた進度表の担当分を終わらせることで精一杯で、あっという間に終わってしまいました。

私の緊張が伝わっていたみたいで、一番前の学生から「先生、緊張?大丈夫!」と言われたことを今でも覚えています😅

授業がとりあえず終わって一安心……

と思いきや、今日の授業の引き継ぎや次の日の教材準備をしなくてはいけません!!(その学校は次の日の小テストや配布物は前日の先生が準備する決まりでした)

教室の戸締まりなどをして、すぐ講師室へ!

しかし、次の日の小テストのコピーをしたくとも、コピー機の使い方や教材の場所がわからなかったの私😭

常勤の先生は出払っていておらず、非常勤の先生もみんな忙しそうで声をなかなかかけられず……時間だけが無駄に過ぎていく……

「こんなんじゃ、いつまでたっても帰れない!😭」

勇気を出して、隣の非常勤の先生に声をかけました。

その先生はとても親切にコピー機の使い方や教材の場所、引き継ぎファイルの置く場所などを教えてくれ、とても助かりました😭

こんな感じで私の日本語教師デビューが終わり、家に帰ったらもうぐったりで何もする気が起きず……夕飯はお惣菜で済ませました……😅

まとめ

私のこの日本語教師デビューの話は、通常じゃないかと思いますので、こんなこともあるんだな〜ぐらいにとどめておいてください(笑)

この話からわかるように、初めて勤めた日本語学校はいろんな問題を抱えていた学校でした。

自由にやらせてもらえる一方で、学校として統一感はなく不親切……

日本語学校を3校経験して当時を振り返ると、新人の先生が勤めるにはある意味一番過酷な環境の学校だったかなぁ…と…

でも、私は結果的に2年この学校でお世話になりました。

この学校は誰もあらかじめ色々教えてはくれなかったのですが、自分から尋ねればみんな親切に教えてくれる先生ばかりだったので、なんとかやっていけました。

なので、これから初めての職場で働く方は、わからないことはどんどん周りに聞いたほうがいいと思います。(どんな業種の職場でも!!)

それは新人の特権だと思います😁

社会人ですから、「受動的」ではなく「能動的」に!

もしかしたら、授業前は講師室がピリピリしているかもしれません。

でも、日本語教師ですから「人に教えるのが好きな人」が多い!

だから、聞いてもきっと大丈夫です。

ただし、謙虚に礼儀正しく聞きましょう(笑)😁

(初対面なのに高圧的な新人がやってきて、みんなから反感を買ってその後やっていけなくなり退職したケースがありました……)

私の日本語教師デビューはこんな感じでしたが、みなさんはどうでしたか?

まだ当時のことを覚えていますか?

これからデビューする方、期待と不安とが入り混じっているかもしれませんね。

私の尊敬する先生がこんなことを教えてくれました。

あなたの一生懸命さはきっと学生たちに伝わる。一生懸命やれば大丈夫!

私は初回の授業のときはいつもこの言葉を思い出します。

教壇に立つのが不安になった時、ぜひこの言葉を思い出してみてください😊

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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