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【日本語教師やめたい】 日本語学校を穏便に辞めるには?②〜辞める決心がついたあとの行動〜

日本語学校

自分で色々考えた結果、やっぱり今の日本語学校を辞めようと思います。穏便に辞めるにはどうしたらいいですか?

さじここ
さじここ

そうですか…それでは順番に手順をお伝えしますね

こんにちは、日本語教師のさじここです。

今回は前回の投稿の続き「日本語学校を穏便に辞めるには?」シリーズに第二弾になります。

この記事では…

この記事を読むと分かること
  • 辞めるためのステップがわかる
  • 日本語学校を穏便に辞められそうな時期がわかる
  • 退職の意思を伝えるときの注意点がわかる

これは日本語学校に限らず、組織に所属して退職したい方にも役に立つ情報かと思いますので、辞める決心がついた方はぜひ最後までお読みいただければ…と思います。

また、

  • まだ辞める決心がついていない…😥
  • 今の職場は嫌だけど、辞めることを決められない…😥
  • 人間関係は良好だけど待遇に不満…😥

というモヤモヤしている方で、まだ前回の記事を読まれていない方は、先にそちらをお読みになって、今の自分の気持ちを棚卸ししてみてくださいね。

こちらが前回の記事になります↓

この記事はあくまで、私個人の経験にもとづいて書いています。

この通りにやれば、必ず穏便に辞められるというわけではないので、ご了承ください。

どうして、穏便に辞めることが重要なのか?という疑問をお持ちの方は、以下の記事を読んでみてください😅

これを読んでも「穏便に辞めなくてもいいや〜」と思う方はこの記事を無視してくださいね!

退職の意思を伝えるおすすめの時期

辞める決心がついたら、すぐ辞めたいですよね!?😅

でも、辞表を出したりする前に、まず「雇用契約内容」を確認しておきましょう。

民法では、「原則退職日の2週間前までに申し出るように」となっています。

しかし、たいてい会社の就業規則には「退職1ヵ月前までに言いましょう」となっている場合が多いです。

そのあたりは、採用されたときの雇用契約書に記載されているはずです。

(なかったら相当やばい…ブラックな学校かも…😅)

しかし、穏便に退職したいなら、「退職時期」は重要です。

想像してみてください。

あなたがその学校の教務主任だったら、このときに突然辞められると困る…という時期はいつですか?

それは…ズバリ……

  • 期末試験の直前
  • 卒業式などのイベント直前
  • 新学期開始の直後

この3つなんじゃないかと思います😅

これらの時期は、学生管理や試験準備採点、クラス分け等…業務が盛りだくさん!

先生が急にいなくなると困る時期です😥

行事の直前の退職は、自分にとっても学校側にとっても避けたほうが無難です。

それを踏まえて、私が「退職意思」を専任の先生(上司)に伝えるオススメの時期は…

次の勤務シフトが出る前(中間テスト前ぐらい)です。

ここが、狙い目!!(笑)

その理由は、「ちょっと教務が落ち着く時期」だからです。

学校によるかもしれませんが、新学期が始まって1ヶ月ぐらいは学生対応&新人の非常勤対応で専任の先生はバタバタしています。

この時期に「退職したい」なんて言っても、「もうちょっと考えてみて」「まだ新学期が始まったばかりだからもう少し待ってほしい」と後回しにされてしまうかもしれません…😥

この新学期始まってすぐの時期に授業に穴があくのは教務として困るので、必ずと言っていいほど引き止められます!😅

そうすると、ずるずる…辞められなくなる(汗)

期末試験前や卒業式等のイベント付近も同じ現象が起きるかと…

なので、比較的教務が落ち着いて、自分が退職しても求人を出せる、来期の授業シフト表にも支障がない来期の勤務シフトが出そうな(中間テスト前後の)時期に申し出るのが比較的穏便に辞めやすいと私は思っています。

ちなみに、私は退職するときは全てこの時期を狙って「退職意思」を伝えています。

他の学校で日本語教師を続けていく、この業界でまだ生きていくなら、やっぱり波風立てずに辞めたほうが自分のためになります。

波風立てずに辞めるには、「自分だけでなく相手のことも考えた行動をとることがいい」かと。

辞めたくなると、もう自分の評価なんてどうだってよくなるかもしれません😅

「どうせ、この学校辞めるんだし、私関係ないし…」

でも、まだその学校で授業が残っているなら、学生のこともちょっとは考えてほしい…と個人的に思います😥

また、冒頭に紹介した記事でも書きましたが、同僚の非常勤の先生や専任の先生とはこの先もどこかで繋がる可能性が高いです。

最後まで社会人として責任のある行動をとるよう心がけましょう。

これが私の「穏便に辞める」秘訣です。

実際の退職日はおそらく学校側との相談になりますが、「今学期が終わるまで」は頑張って働いておいたほうが無難です。

その学期が終わったら、自分の受け持つクラスの学生とも一区切りつきますし、シフトに穴をあけて他の先生が困ることもありません。

学校側もたいてい、「今学期中はなんとか勤務継続してほしい」と言ってくると思います。

自分の精神上問題がなかったら、できればその学期の終わりまでは勤務して、去ったほうが自分の精神面にもいいかと…

やっぱり学期の途中で辞めると、ちょっとシコリが残る場合も……😥

「あの学生はちゃんとテストに合格したかな…」とか「私のあとの授業は誰が受け持ってるんだろう…」とか…

考えたくなくても考えてしまうかも…😥

また、学期終わりは他の先生方にも退職の挨拶をしやすいタイミングです。

ただし、精神的に病んでいる人はこんなこと言っている場合ではないので、学期途中で去っちゃいましょう!!!

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「退職理由」のポイント

退職意思を伝えるときに、

「もうこれ以上やっていけそうもない。自分に自信がなくなった……」

みたいな退職理由を伝えると、高確率で引き止められてしまい、色々面倒くさいことになりがちです😅

その面倒なことになると、辞めること自体が面倒くさくなり、結果辞められなくなるかも……

面倒なことというのは、例えば、代わる代わる他の専任の先生との面談を開かれたり、食事に連れて行かれたり…など(笑)

私の同僚の非常勤の先生が「この学校辞めることを伝えてくる」と私に決意表明したのですが、結局、引き止められ、次の学期も、その次の学期も居残っていました(笑)😅

その先生に理由を聞いたら、「教務主任を説得するのが面倒になったから、一時停戦することにした」とのこと。

別にその方の待遇が改善されたわけではありません!!

そして、その方が結局辞めたのは、私より後でした(笑)

言葉は悪いですが、「いい人ほどいいように使われる…」そう感じました😥

私はこの先生の話を聞いて、自分が辞めるときは「しっかり理由を考えてから臨もう!」と思うように

なので、安易に「精神的につらくて…」という言葉を用いるのは辞めたほうがいいです。

「精神的に辛いのはどうして?」

根掘り葉掘り聞かれることになるかもしれません。

やばい相手だと「私達、教務が悪いっていうの?!」と逆ギレされるパターン目の前で泣かれるパターンも…😱

また、

「この日本語学校のシステムについていけません!」

なんて言ったら、教務側に喧嘩売っちゃうことにもなります(笑)

そうなると、

「私達のやり方のどこを直したらいいのか?」

「なんで急にそんなことを言い出すのか?」

なんて言われて泥沼化します😱😱

職場の欠点に気づくべきなのは経営側であって、それをこちらが親切に教える義務はありません。

気づかないことが欠点だと気づいてほしいと私は思います……(笑)

これも、実際にあったお話です(笑)😅

辞める先生の話を聞くと、この「泥沼化」は高確率で発生している気がします…

一番びびったのは、新しい学校の初日…ドキドキしながら隣の非常勤の先生に

「はじめまして、今日から働くことになったさじここと申します」

と挨拶したら…

「私今日で辞めるんですよ。この学校やばいですよ。まあ頑張ってくださいね」

と真顔で言われたこと……😱

別の意味でその後ドキドキが止まらなかった〜〜〜〜!!😱😱😱😱

「ああ、この人、学校と揉めて辞めるんだな…」と察しました。

私の日本語学校のホラー話の一つです(笑)

ということで、私の経験上、辞める理由は「一身上の都合」がいいかと…

「それなら仕方がないね」と思われるような理由を伝えるといいですよ。

例えば、子育てに集中したい。子供の受験が合って。別の業界の転職を考えている…みたいな。

個人的な考えですが、「退職理由」は別に本当のことじゃなくてもいいと思います。

むしろ、辞める理由なんて個人的なもの。

本心を言うことがいつも正しいとは限らないと思います。

賢い人こそ社会では隠すべきところは隠している。

人様に迷惑をかけるものではなければ、多少は許されると思います😅

逆に正直すぎて相手を傷つけることもあります。

争いを避けるのであれば、嘘も方便なんじゃないかと個人的に思います。

「逃げるは恥だが役に立つ」…ですね。

みなさんも当たり障りのない退職理由を事前にしっかり考えて、対策しましょう

また、心が揺らぎそうな人は「この日までには伝える!」とスケジューリングして実行するのがおすすめです。

まとめ

今回の記事では、「退職するときの時期」と「退職理由の伝え方」についてお伝えしました。

結構長々と書きましたが、それらを簡単にまとめるとこんな感じです↓

辞める決心がついたあとの行動リスト
  • ①雇用契約書を確認(退職の申し出はいつまでにすべきかを確認)
  • ②辞める時期を考え、逆算して退職意思を伝える
    • 退職を伝える時期は、次の勤務シフトが出る前を狙おう!期末テストなどの直前に伝えるのは避けよう!
    • 退職時期は学期の区切りがオススメ
  • ③退職理由は「一身上の都合」を利用する

穏便に辞めていかれる先生の特徴は「自分が辞めた後のことも考えた辞め方ができているか」です。

この記事を読んでくださっている方の中には、この考えに批判的な方もいらっしゃると思います。

「辞めたいなら、どんな手段になっても辞めるべきだ」

「後先のことを考えていたら行動できない…」

確かに、一理あります。

私はこの日本語教師業界に浸かってもうすぐ7年目になります。

前職よりも、狭い業界だと年々感じ、たまに恐ろしくなります(笑)

ずっと日本語教師を続けていきたい、キャリアアップしていきたいと思われる方は、いろんな組織で働く可能性があると思いますので、どんな組織でも「うまくやっていく」ということは重要かと。

それには「うまく組織を辞めること」も含まれます

特に大学の教員を目指される方にそのあたりは心に留めておいたほうがいいでしょう。

アカデミックの世界は結構そのあたりはシビアですから……😱

また、長々と自分の経験談を語ってしまったせいで、穏便に辞めるためのロードマップが終わりませんでした😅

次回は、「退職意思を伝えた後のすべき行動」についてお伝えしたいと思います。

この記事が皆様のお役に立ったら幸いです。

あくまで私個人の経験で書いていますので、参考程度にしてくださいね。

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最後までお読みくださりありがとうございました😊

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