さじここさんは大学院に通っているんですよね?大学院ってどんな感じなんですか?
学部と全然雰囲気が違いますよ。私の大学院は課題もたくさん出るので忙しいです。
こんにちは。日本語教師さじここです😄
今回は、日本語教育の大学院の授業ついてをお伝えします。
ブログのキャッチコピーに「大学院生活」と入っているのに、全く書いていないことに今気づきました😅
今までそれを期待していた方、すみません……。
このブログを読んでくださっている方の中には、修士号を取りたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私の通っている大学名を明かすことはできませんが、大学院の雰囲気が少しでもお伝えできればと思ってこちらを書きました。
少しでも、大学院進学を考えている方の参考になれば幸いです。😊
大学院の授業履修
私の大学院は、一般的な学部の大学と同じで日中に授業があります。
授業時間も学部と同じです😄
でも学部と違い、取得しなければならない単位は少ないので、一日多くても3コマ、一週間に8コマぐらい授業を取ります。
二年目は修士論文に集中できるように、一年目でなるべく単位をとるようにします。
私は、大学卒業から随分時間が流れていたため、「履修登録」はとても緊張しました(笑)
というのも、全て大学のオンラインシステムで履修登録期間中に登録しなくてはいけないんです!😥
失敗すると留年…😭
不備が合ってもだれも指摘してくれない…恐怖……😭
いや〜、今の大学生は大変だ…と思いながら、自分もひやひやしていました。。。
どんな授業なのかという「シラバス」も紙冊子はなく、すべてオンラインシステムから検索なので、ちょっと慣れるまで大変でした。
今はどこの大学もオンラインシステムを利用しているのではないかと思います😥
パソコンがないと何もできなくなりましたね…ホント…😥
私の大学院のゼミは指導教官のゼミ以外に、ほかの先生のゼミも履修できるシステムになっているので、主ゼミ(指導教官のゼミ)以外にもう一つ参加しています。
これも登録忘れかけて、ちょっと危なかった…(汗)
いろんなところにトラップがあって、修士1年の4月の初めは大変でした…(汗)
大学院の授業
私の大学院では、基本的に日本語教育系の授業を最低〇コマとりなさい、みたいになっています。
なので、履修した授業は日本語教育や、日本語学中心の大学院生のみ履修できるものばかりです。
そして、たいていの講義は受け身授業ではなく、グループワークや個人発表などの課題がたくさんあります!😅
ここが学部と違うところかなぁと思います。
毎週、課題について議論するため、文献を読んでこなくてはいけなかったり、発表レジュメを作成しなくてはいけなかったりで、割と忙しいです。
授業参加人数も3〜10名以下のため、何回も自分の発表順番が回ってきます(汗)
そして、取っている授業は一つではないので、一週間に発表が2〜3つ重なることも…😅
でも、授業内容は日本語教育に関することなので、私は楽しいです。
養成講座や検定試験で勉強していたことをもう一度学び直しをするという感じでしたし、第二言語習得や日本語文法について深く知ることができました。
日本語教育について全く知らない人はちょっと厳しいと思いますが、そういう人は入試で落とされるので、基本みんな知識をもった院生しかいない……つまり、高度な意見が求められます😅
私が一番つらかったのは、1限に参加するために朝早く行かなければならなかったことですかね。
通学に1時間かかるので、朝は満員電車……とても眠かったです。
でも、取得しなくてはいけない単位数は少ないので、毎日授業を入れる必要はありません。
1週間に一度の1限授業だったからがんばれたかな…なんて(笑)
大学院生になって、改めて、日本語学校で教えている学生の気持ちを実感します。
大学院と日本語学校で働くことは両立できるか?
日本語教師で大学院を目指そうと思っている方はきっと、「大学院と仕事が両立可能か?」気になっているかと思います。
私も実際そうでした。
結論からいいますと、両立は可能です。
私も私の同期や先輩、後輩も日本語学校で働きながら通っています。
両立の仕方を紹介すると……
「月・金は授業を入れないで、日本語学校で働く、その他の曜日は大学院」「企業相手のプライベートレッスンを授業後や土日にする」など…
ただ、週5で午前午後通しで働くのはもちろん無理ですし、上記でお伝えしたとおり、課題が出るのでそれにかける時間を確保する必要があります。
私を含め大学院と両立している人は、仕事を少しセーブして、うまく課題や自分の研究を行っています。
そうしないと、修士論文を完成させることは難しい……です。
大学院によりますが、私の大学院は結構そのへんは厳しいので、しっかりと研究計画を立て、研究を行って論文を執筆しないと卒業させてもらえません😭
また、通う大学院によりますが、私の大学院には日本語教師の養成プログラムがあり『教育実習』が授業にあります。
これは任意のため、教育実習に関係する授業の履修はしませんでしたが、教育実習をして日本語教師の資格単位(26単位)取得するのはとても大変です……
「通常の修士の32単位」プラス「教育実習関係の授業の単位」になるので、修士1年だけでなく修士2年になっても授業がある……
せっかくなので、大学の教育実習に参加したい方は、日本語学校の仕事との両立はちょっと大変になるので、実習期間中は仕事のシフトを調整してもらうなど対策をしましょう。
日本語教師の仕事をしながら大学院に進学したい方は、大学院の2年間はなるべく研究などに集中できるよう貯金をしておくことをおすすめします😁
まとめ
今回はざっくりとした内容になってしまいましたね…😅
私は大学院に入るまで、大学院という場所はどんなふうに授業が行われ研究をしているのか全くイメージできていませんでした。
それなのに、よく日本語学校で大学院進学指導をしていたなぁ…と…(反省)
だから、大学院に進学の予定がない日本語教師の先生にも大学院という場所がどんな感じなのかを知ってもらいたいと私は思っています。
現在子育てと仕事と勉強とで忙しいですが、同期のみんなや先生方に支えられながら私は修士論文を書いています。
大学院は子育て中のママさんや、仕事を定年した方、留学生など、ほんとうにいろんなバックグラウンドをもった方が集まってくるので、いろんな人と繋がれますよ。
私はまだ卒業してませんが、大学院通ってよかったなぁと思っています😄
もし興味があるなら、目指してみてはいかがでしょうか?
大学院に興味がある方はこちらの記事↓も参照ください!
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました♪
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