アフィリエイト広告を利用しています
アフィリエイト広告を利用しています

【日本語教師】大学の非常勤講師ってどんな感じ?〜大学非常勤講師の世界:その②〜

大学院

修士号とっても簡単に大学で非常勤することはできないんですね……

さじここ
さじここ

求人を見る限り、割と研究業績が必須なところは多いんですよね……

そして、その非常勤ポストですが、任期付がほとんどです。

こんにちは、日本語教師のさじここです。

今回の記事は、大学非常勤講師の世界その①の続きになります。

もし、まだそちらをご覧になっていない方は、先に上記の記事を読んでからの方がわかりやすいかと思います。

今回お伝えすることは、非常勤やってみて知ったことです(笑)

(私の日本語教師としての個人的な話はnoteの方に書いています)

大学は日本語学校とは違う面があり「そんなの知らなかった〜〜!」ってなりました(笑)

私の調査不足かもしれませんが……案外、大学非常勤のお仕事の実態は知られていない(?)気もします。

大学勤務(非常勤)に興味がある方が私のように「そんなの知らなかった〜〜!」と、ならないために情報をシェアします😅

それでは、早速紹介していきますね♪

※この記事はあくまで、私個人の経験や人から聞いたりした大学情報になります。大学は独自ルールも多いので、この記事が全て!というわけではありません。希望している大学などがあったら、ご自身で求人等を調べてみてください。

私が知らなかったことその③:任期付だから3年ごとに就活しなきゃならない

大学の非常勤は基本「任期付」です。(ないところもあるみたいですが、レアケースかと)

任期付とは、雇用期間が決まっており、ずっと雇用契約が続くわけではないということです。

たいてい任期は3年(延長ありで最大5年)という大学が多いです。

つまり、がんばって勝ち取った非常勤のポストも3年〜5年でバイバイしなきゃならないのです😭(泣)

これは日本語教育に限った話ではなく、他の学部も同じです。

大学のポスト自体が今は任期付ばかり……😥

テニュアと呼ばれる任期なしの雇用は専任のポストでもあまりないようです……(たまにあるけど、本当に僅か)

大学非常勤講師は食っていけない不安定な職と言われるのは任期付であることも関係しているのかもしれません。

余談ですが、大学の世界では「ポスドク」という言葉もよく聞きます。

ポスドク(Postdoctoral Researcher、Postdoctoral Fellow、Postdoc)とは、大学院博士後期課程(ドクターコース)の修了後に就く、任期付きの研究職ポジションのことをさします。ポスドク研究員、博士研究員とも呼ばれます。

引用元:アカリク「ポスドク問題とは?仕事内容や給与・課題」https://acaric.jp/articles/column/1171

博士号を取得しても、雇用が保障されているわけではないんですよね。。。

博士号取るのなんて本当に大変で難しいと思うのですが、「博士号を取った後の就職の方が大変だよ〜」と博士課程の先輩はぼやいていました😞

その方は民間企業ではなく大学などのアカデミック業界への就職を目指している方だったので、なかなかポストがない……と。

少子化で大学そのものの存続すらも危ない……国からの研究費も削られている……という話も聞きますから、任期なしで人を雇うのは今の時代厳しいのかも……しれません……😥

話を戻して、

念願の非常勤のポストに就けても、うかうかしていられないのが現状です!!

任期満了になる前に必ず次の就職先を見つけなきゃならない…………

就活生活の始まり……😭

任期3年なんて本当にあっという間じゃないですか?!

私は人よりも1年多く大学院に3年間在籍しましたが、本当にあっという間でした😅

3年目ってやっと色々環境に慣れて、あ〜したい、こう〜変えていきたい……みたいなのが見えてくる時期な気がしますので、名残惜しくなるんだろうなぁ……と。

任期のことを考えると、やっぱり他校や他の仕事の掛け持ちは必須かと思います。

の非常勤に任期があるなんて私は就活するまで本当に知りませんでした🥲

しかし、任期があるから、私のようなペーペーにも非常勤ポストが回ってきているので、一長一短かもしれません。

日本語学校の非常勤、専任には基本、任期は存在していないかと思います。

毎年の契約更新はあると思いますが、よっぽどやらかさない限り(経営が悪化しない限り)、契約は更新されていくかと……

また、大学非常勤も運良く、同じ大学の別の科目とかにスライドできれば、同じ大学で教えることができるそうです(雇用契約が変わるので)。

それもタイミングと運、人脈次第なので、確約はありません。

あくまで個人的な考えですが、3年ごとに人間関係を再構築、職場を転々とするのがあまり得意じゃない方は、大学の世界だけで過ごすのはきついかもしれません。

でも、反対に一つの職場に3年以上いたくない!新たな世界を発掘したい方にはおすすめかも!?😅

まあ、何度も言いますが、これは一長一短ですね😅

(私が知らなかったこと)その④:デジタル化が進む大学

これは、最近まで大学、大学院に通われていた方は当たり前の話かもしれません。

今や大学の授業の履修登録は全てオンラインで行われています。

そして、学生一人ひとりにIDがあり、学習管理システムというプラットフォームで資料のアップやレポート提出、チャットなど行います。

そう、ほとんどデジタル化!

私が学部生のころは、紙媒体で大学のポストにレポートを投函してました(笑)

それももう、むかし話です……😅

何が言いたいのかというと、大学教員もこのデジタル化についていかなければならないので、

「PC苦手なんです〜無理なんです〜」

と逃げられない状況になってきたのかな……と。

そして、この学生管理システムは全ての大学で統一されているわけではなく、A大学はXのシステム、B大学はYシステム……みたいに異なる学生管理システムを採用しているようです。

そんなに種類はないと思いますが、大学を掛け持ちするとそれぞれの大学のシステムを覚える必要がある!

私はてっきり、全国大学一律共通システムを採用していると思っていたので、びっくりしました。

幸い、私は大学院で学生管理システムを使用していたので、なんとなく教師側の使い方は理解でき、すんなり授業で使用できましたが、1から覚えてぶっつけ本番はちょっと怖いかも……と思いましたよ😅

もし、非常勤のポストに初めてついたら、このあたりのことはしっかり確認して授業までに予行練習?みたいなのをやっておくことをお勧めします。

なにせ、留学生(特に交換留学生)も初めて使用する場合もあるので、私は初回のオリエンで念の為に使い方を一緒に確認しました(リマインドメールの設定方法など)。

あと授業ではないのですが、給与明細も最近はデジタル化が進み紙郵送から給与明細サイトに各自アクセスする方法に移行している大学が増えているそうです。

あと、出勤簿の提出もメールだったり、専用の就業記録サイトでの登録だったり……

何をするにもパソコン必須ですね。

これは一般企業と同じかもしれません。

アナログなものがどんどんデジタル化していくので、いろんなサイトの「自分のIDとパスワード」の管理が……

私の場合、大学の授業でPC使用しなくても自分のPCを必ず持参しています(笑)

もちろん大学では授業用などでPCを借りられます。

でも、IDパスワードわすれちゃったりして、うまく接続できないと撃沈するので😅

大学内Wi-Fi使用もIDが必須で、なぜかうまく接続できなくて撃沈したことが1度あります。

その授業はアナログでやりました(笑)

デジタル化は慣れればどうってことないんですけどね……って感じです😅

まとめ

2回にわたってお伝えした「大学非常勤講師の世界」ですが、いかがでしたか?

「こんなの当たり前じゃん!」

「なんだ……こんだけ?」

みたいな感想もあったかもしれません。

すみません、内容が薄っぺらくて……😅

まあ、でも、「なんだ〜こんな感じか〜」と大学で働く道を選ぶのは大丈夫かと思います。

反対に「え?こんなに大変なの?」と思われた方はもう一度自分のライフプランと、キャリアを考えてみた方がいいかもしれません。

せっかくポストに就けたけど、ミスマッチで体調を崩したり、学期の途中でやめちゃったり……したら大変だからです。

以前、日本語教師業界についての記事で書いたのですが、この業界はいい意味でも悪い意味でも狭いです。

悪い噂ほど広まります……😥

大学も同じです。

大学に限らず、どんな会社もいい人材を獲得したいし、トラブルメーカーは避けたい……

私も前職で人事をしていたのでわかるのですが、採用する側も本当に大変なんですよね。

「よし!この人なら任せても大丈夫!」って思った人を雇うので、自分の選んだ推しの人が突然辞めちゃったり、問題を起こしたりすると、採用した担当者も肩身が狭くなるんですよ……(これはあくまで私の経験です)

私は前職で、学生アルバイトを雇った時に、その学生アルバイトは初日で来なくなってしまったことがあります。

それも今のような、超絶忙しい繁忙期に……

(この時期になるとフラッシュバックする忌まわしい記憶です)

「なんであの人採用したの?!あんた見る目ないんじゃない!?」って現場から言われて……😭

きっと、辞めちゃったアルバイトはきらびやかな世界だと思ったのでしょう。

でも、現実は違った。

だから、初日で辞めちゃった……😥

これは雇った側も雇われた側も現場も不幸になったケースです。

採用する前にしっかりと職場の現実をもっと伝えていたらあの人は辞めなかったかもしれない……と今思います。

ミスマッチはどんな職種でも起こる可能性はあります。

でも自分が「雇われる側」なら、最低限、希望する職場の情報は獲得して臨んだ方がいいと私は思います。

具体的に職務をイメージしていたら採用面接で話す内容も変わってきますし、自分の強みを活かした受け答えができるかもしれません。

正直、この記事を書くことも迷いました。

大学によってシステムや、採用求人も異なりますし、なにせ身バレが……(笑)

でも、ちょっとでも私が大学非常勤について知ったことをシェアできれば、大学非常勤を目指す日本語教師のキャリアの参考になるかも……と思い書きました。

(もしかしたらすぐ削除するかもしれませんが……)

何度もお伝えしていますが、ここに書いたことは全ての大学に当てはまる……というわけではありません。

本当にアカデミックの世界を目指すのであれば、ご自身の力でリサーチすることが必要かと思います(自戒を込めて)。

そして、この記事を読んでくださった方の多くは大学の非常勤に興味がある方だと思います。

もしかしたら「大学院」にも興味がある方かなぁと……

「大学のアカデミックの世界をもっと詳しく知りたい!」という方は、以下の石黒先生が書かれた「文系研究者になる」というの本を読むことをお勧めします!

こんな私のブログ記事なんかよりもすごい詳細な情報がたくさんあり、ご自身の日本語教師のキャリアプランを考えやすくなると思います!!

私も大学院に入学する前に読みたかった一冊です!

もちろん、今修士課程の方や、修士卒業後の就職を考えたい方にとっても役に立つ一冊かと思いますよ!

読みやすくて、本当におすすめです😊

ちなみに、石黒先生と癒着はありません!読んだ私のリアルな感想です(笑)

今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。

少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました