アフィリエイト広告を利用しています
アフィリエイト広告を利用しています

【日本語教師になりたい】日本語教師になるためには?〜日本語教師の資格を徹底解説します〜

日本語教師になりたい

日本語教師にちょっと興味あるんですが、実際…どうやってなるものなんですか?

さじここ
さじここ

日本語教師になるにはいくつか方法があるんですよ。今回は代表的な3つを紹介しますね!

こんにちは。日本語教師のさじここです。

こちらの投稿にたどり着いたみなさまは、おそらく「日本語を教えたい」「日本語教師に興味がある」方だと思います。

でも、日本語教師って結構世間一般ではあまり知られていない職業…認知度が低い😭

そこでこの投稿では、日本語教師のなり方について簡単に説明していきたいと思います!

日本語教師になりたい方、ぜひ参考にしてみてください😃

日本語を教えるのに資格はいるのか?

そもそも日本語を教えるのに資格がいるのか?という疑問を持たれた方もいるかも知れません。

日本語教師の資格は、現在、国家資格ではありません(2021年7月現在)

地域のボランティアで日本語を教えるには資格は不要かもしれません。

でも、日本人だからといって日本語を簡単に教えられるわけではないんです…

突然ですが…

さじここ
さじここ

あなたは、外国人に「は」と「が」の違いを説明できますか?

それは…ちょっと…難しい…

さじここ
さじここ

そうなんです! 結構、難しいですよね。日本語を話すのと教えるのは違うんです。

外国人が第二言語として日本語を習得するには、我々が英語を中学高校で習うように、しっかり文法構造を意識して教える必要があります。

そして、国語教育と日本語教育ではちょっと文法の用語も違うので、専門知識も必要に。

(例えば、国語では「形容動詞」→日本語教育では「な形容詞」みたいに)

つまり、日本語教育の勉強が必要です!!

日本語学校で教えられる資格条件

日本語教師として日本語学校で働く場合、求められる条件は……

①大学または大学院で日本語教育が主専攻または副専攻の修了

②大卒以上 420時間日本語教師養成講座修了または修了予定

③日本語教育能力検定試験合格

この3つのどれかになります。

取得費用で考えると (高い) ③>②>① (安い) になります。

じゃあ、③の日本語教育能力試験を受けよう!

さじここ
さじここ

それでもいいんですが、検定試験は全く知識がない人にとってちょっと独学じゃ大変かも…

③検定試験、これがかな〜り難易度高めです。(後ほど説明します)

結論からいうと、

②420時間日本語教師養成講座に通って資格を取得する方法

個人的におすすめです!

420時間日本語教師養成講座とは?

内容

専門学校のように通学して、日本語学、日本語教授法、音声学など座学で学びます。

グループワークなどもあるので、いろいろなバックグラウンドの方と知り合いになれます!(先生や科目によりますが)

でも、通学するのは大変じゃないかしら…。もうずっと学校みたいなところに行ってないし……

さじここ
さじここ

たしかに、通学するのは大変な部分はありますが、一緒に日本語教師を目指す仲間に出会えたので私は通ってよかったです!勉強するモチベーションも上がりましたよ!!

確かに、履修しなればならない科目が多く、時間もとられます。

たいてい、一コマ90分なのでずっと座って聞くのはしんどい…と思う方もいるかも。

でも、自分のペースで履修スケジュールを組めるスクールが多いので、スクール担当者と相談して履修計画を作成することができます。

そして、私がおすすめする最大の理由は…『教育実習』

ここでは詳しくは書きませんが、日本語教師の資格を国家資格にしようという政府の動きがあり、今後『教育実習』の履修・修了が問われる可能性があります。

日本語教師をしている私としても、やはり本番の教壇に立つ前に「教育実習」はしたほうがいいと思いますので、スクールを選ぶ際は、「教育実習」があるところを選びましょう

仕事をしながら通学は可能か?

仕事しながら通うことはできますか?

さじここ
さじここ

夜間や、土曜日に授業があるスクールもあるので、可能です。私の知り合いは働きながら修了しました。もちろん、大学とのダブルスクールも可能です。

会社員の方も多く、夜間や土曜日の講座を指定してスケジューリングすれば会社を辞めなくても可能です。しかし、通常よりも修了するまでの期間が長くなります。

ちなみに、最短の修了は約半年です。(教育実習まで修了だとプラス3ヶ月前後)

詳細はスクールによって違います。

今はコロナの影響でオンラインで授業を受けれるところもありますよ。

説明会もオンラインで実施している&資料は無料で請求できますので、ぜひしてみてください。

参考までに、大手の日本語教師養成講座のサイトをいくつか挙げておきますね。😊

費用

養成講座のデメリットが、費用です…😭

やっぱり通学は高い……

スクールによりますが、大手だと約50万ほどかかります……😥

でも、大手のほうが安心で、急に授業を休むことになっても代講で他の曜日の授業を履修できたりするメリットもあります!

そして、厚生労働省に認定された講座ならば、『一般教育訓練給付制度』が利用できるので、学費の20%(上限10万円)が給付される可能性があります!

これも条件があるので、各スクールにお問い合わせください!

日本語教育能力検定試験とは?

内容

公益財団法人 日本語国際教育支援協会(JEES)が行っている、日本語教員となるための必要な基礎知識・能力を測る試験です。

これに合格すると、日本語学校の求人に応募できます。😁

受験料・受験日など

受験料は、14,500円(税込み)(2021年7月現在)

養成講座に比べて、コスパいいじゃん!!

さじここ
さじここ

確かに一番費用は安いけど……

これがまあまあ難しいんです。

まず、年一回しかチャンスがありません。(毎年10月)

そして、他の資格試験(TOECや英検、FPなど)とは違って、試験地区が限られている……😭

さらに、合格率が約20%〜23%前後!(※合格ラインについては非公表)

日本語教育を勉強されている方なら分かると思いますが、出題範囲も広く、マーク&記述式&音声学のリスニング問題があります

だから、自分でテキストを買って、独学で目指すには少し難しいかもしれません😓

検定の出題範囲、検定料などの情報はこちらの投稿↓を参照ください。

【日本語教師の資格】日本語教育能力検定試験に一発合格するための勉強方法(その①)
日本語教師になるために「日本語教育能力検定試験」を受けたいが勉強の仕方がわからない…そんな方のために一発合格した私が行った勉強法やオススメ参考書を紹介します。これから日本語教師になるために日本語教育能力検定試験受験を控えている方、勉強法がわからない方必見!これを読んで検定合格を勝ち取りましょう!

独学で頑張りたいと思う方は、通信教育があるのでそれを併用する方法もありです!!

通信教育には、㈱アルクがやっている

<検定合格率66.3%>「NAFL日本語教師養成プログラム」

というものがあります。

どうやって勉強を始めていいかわからない方にはおすすめです!

「どうしても、コストを下げたい!」という方は……おすすめはしませんが、養成講座のスクールから出ている講座のDVDをメルカリなどで安く買って勉強するのも一つの手……

ですが、そういう教材は情報が古いものだったりするので、そのへんはしっかりチェックして買うように!

私も検定を養成講座を修了したその年に受験し、一発で合格することができました。

日本語学校で働きながらの試験勉強は大変でしたが、日本語を教えている経験が試験に活かされたので効率はよかったです。

日本語教師になってから受けるほうが合格しやすいと個人的に思います。

検定の勉強の仕方について↓

【日本語教師の資格】日本語教育能力検定試験に一発合格するための勉強方法(その②)
日本語教育能力検定試験に一発で合格した筆者が教える検定試験合格の勉強法の第二弾!今回は記述式の対策や残り1ヵ月の勉強法についてお伝えします。受験を控えている方、今年受けようか迷っている方、勉強法がいまいちわからない方必見!

でも、チャレンジするのはいいと思いますので、受けたい方は7月中に出願してくださいね!

願書は取り寄せ or (日本語教育のコーナーがある)大型書店で購入できますよ。

⭐検定試験の詳細が載っている日本語国際教育支援協会(JEES)

  →日本語教育能力検定試験の詳細(JEES)

⭐通信教育で勉強したい方向け

  →\日本語教師をめざすすべての方に/「NAFL日本語教師養成プログラム」

大学または大学院で日本語教育が主専攻または副専攻の修了者とは?

内容

そのままです(笑)

大学の学部や大学院で日本語教育関連の単位を取得し修了した人は日本語学校の求人に応募できます。

これから大学受験をする高校生の方で、日本語教師に興味がある方は、『日本語教師養成過程を実施する大学』(←ここから文化庁リンクにとべます)という、日本語教師になるためのプログラムがある大学を選んだほうがいいです。

※設置学部は大学によって違う(わかりにくい)ので、この文化庁のサイトを参考にしてくださいね。

ちなみに、私は現在、日本語教師として大学院へ通っていますが、日本語教育や言語学を全く勉強したことがない人は大学院受験はやめたほうがいいです!!

大学院をいきなり目指すなら、上記で紹介した検定試験のほうが勉強しやすいし、合格しやすい。

大学院は知識を学ぶというより、研究をする場所なので、授業もグループワークやディスカッション、輪読の発表です。

何も知識がない人が受かった場合は、入った後苦労することに…(汗)😭

まとめ

以上のことをまとめると……

  • 日本語教師になりたい場合→教育実習のある『420時間日本語教師養成講座』に通うのが個人的にオススメ
  • 日本語教育能力検定試験は毎年1回のみ、合格率約20〜23%でいきなりはハードルが高い
  • これから大学に進学する人→大学でも日本語教師養成講座を持っている学部があるから調べてみるのもいい
  • ただし、いきなり日本語教育の知識がない人の大学院受験はやめたほうがいい!大変!

どうでしたか?

思ったより資格とるの大変だな……と思ったかもしれません。

日本語教師もれっきとした『教師』で、留学生の将来に関わっていく仕事ですから、「やはり先生側もしっかりとした教育が必要だ!ちゃんとした日本語教師を養成しよう!’」という『教師の質』が近年議論されています。

この記事を書いている2021年7月現在は、日本語学校(告示校)で教えられる資格は大きく3つですが、上記でも少し書いたように、今後「教育実習」が必要になったりするかもしれませんので、国の動向をチェックしてくださいね。

今日もお付き合いいただきありがとうございました😊

コメント

タイトルとURLをコピーしました