日本語教育能力検定試験が近づいてきて、ドキドキします。
いよいよですね。でも、緊張しているのはみんな同じですから、焦らず最後まで走り抜いてくださいね!
こんにちは。日本語教師のさじここです。
もうすぐ日本語教育能力検定試験ですね。
この投稿を読んでくださっている方の多くは、きっと受験をされる方ではないでしょうか?
私は日本語教師養成講座を修了した年に受験し、一発合格できました!!😁
ここでは《試験当日》の心得をシェアしたいと思います。
(検定試験の勉強法のポイントやおすすめの参考書については→[その①]
1ヵ月前の勉強法(記述小論文試験対策)については→[その②] をご覧いただければと思います。)
これを読んで、《試験当日》万全の体制で試験会場へ向かいましょう!!
《試験当日》のポイント①:マイルールを決めておく
Myルール①:「問題を解く時間」のルール
日本語教育能力検定試験は問題数が多いので「時間管理」がとても重要です。
しかし、試験当日は自分が思っているより緊張するかもしれません。
腕時計の時間を見ながら
「あと…15分?10分しかない…!? どうしよう…まだたくさん問題が残ってる!!😨」
とパニックになったら大変です。
そうならないためにも、まず試験開始とともに、一度落ち着いて「最後まで問題が難問あるのか」パラパラとめくって確認するのがおすすめです。
そして、試験時間を逆算し、問題用紙の半分くらいに「何時何分までにここまで到達」みたいに書いておきましょう。
検定試験は[試験Ⅰ:90分]と[試験Ⅲ:120分]は長いですから、中間ポイント地点を設定しておくことで、自分の問題を解くスピードが実際遅いのか速いのか、間に合うのかがわかります。
私はこの方法で落ち着いて最後まで解けましたし、不安な問題を見返す余裕がありました。
[試験Ⅰ]は設定しなくても大丈夫かもしれませんが、記述小論文問題のある[試験Ⅲ]では、細かく時間管理を設定しておかないと記述に思ったより時間が取られてしまって、問題をする時間がなくなります😥
記述小論文の問題は自分の書きやすい設問だったらすぐに書き始められますが、予想外の書きにくい問題だった場合、文の構成を考える時間が取られてしまって、なかなか書き始められない…なんてことも…😥
私は《試験当日》この罠にハマりかけ、危うく大変なことになるところでした😅
なので、「記述小論文に何分使うのか」「記述から先にやるのか、問題から先にやるのか」を必ず事前に決めて、試験開始すぐに具体的な時間を問題用紙に書いておくことをおすすめします!!
- 時間管理は前日までに決めてシュミレーション
- 試験が始まったらすぐに、問題用紙の中間ポイントページに「◯時◯分までにここまで到達」みたいにメモしておく
Myルール②:「諦めて進むため」のルール
問題の中には深く読まないとわからないものや、なかなか選択肢を一つに絞れないものも出てきます。
そういう問題に出くわすと、人は「もう少し考えれば解けそう…」と時間を費やしてしまう…
でも、これが問題作成者の罠です。😥
そういう問題を散りばめて、皆さんの問題を解く時間を奪っていく。
「頭ではわかってるんだけど、問題をなかなか捨てられない!!」
私もそういう性分で、ちゃんと納得して解決から進みたい…と、なかなか要領よく問題をスキップできませんでした😅
でも、全ての問題を解いて合格を掴むには、ときに「問題を捨てる勇気」も必要です。
今悩んで解けない問題はきっと会場にいる他の人も解けない難問…
だから、諦めて捨てましょう。
でも…「後ろ髪を引かれる😫」
そうですよね…だから、時間が余ったときに戻って解き直せるように、印をつけておくといいです。
そして、この問題を捨てるかどうかの線引きはやはり「時間」だと思います。
たとえば「3分考えて分からなかったらスキップする!」みたいにマイルールを決めておくと、自分の中で切り替えがうまくいくかと思います。
私はそのルールにのっとって、とりあえず最後までマークすることを心がけ、うまくいきました😊
- 〇分考えてわからない問題はスキップする→◯分を自分であらかじめ決めておく
- 時間が余って戻れるように、わからない問題の番号に印をつけておく
《試験当日》のポイント②:持っていったほうがいいもの
試験当日に絶対持っていくものといえば…
・筆記用具
・受験票(身分証明書)
・時計
だと思います。
私の経験から、それ以外にも持っていったほうがいいものを紹介します。
その①:昼食、飲み物
試験会場はかなりの人数が受験するため、近くにコンビニやスーパーがあってもとても混雑します。
そのため、休憩中に余裕をもって買いに行けなかったり、食べたいものがなかったりするかもしれないので、昼食は必ず持参することをおすすめします!!
飲み物も試験会場が大学などの施設では自販機が置いてあるのと思いますが、案外お茶とか売り切れだったり…😥
飲み物も持参したほうがいいでしょう。
昼食が食べられなかった、飲み物がない!なんてことになったら大変ですから😅
その②:甘いお菓子(チョコレート)
これは受験の必勝アイテムだと個人的に思います。
試験時間が長いので、糖分が不足します😅
休憩の合間に糖分を摂取して、リフレッシュしましょう。
個人的にはチョコレートがおすすめです😊
ドーナツとか、菓子パンでもなんでもいいと思います。
自分が好きなお菓子をもっていくと精神安定剤にもなりますよ。
その③:ひざ掛けやカーディガンなどの防寒対策グッズ
試験当日の天候はどんな感じかわかりませんが、10月下旬になると朝晩の寒暖差が大きいので、服装は服を脱いで調整できるものがおすすめです。
というのも、試験会場によっては、人数が多くて会場が暑かったりすると冷房を入れて調整するかも…
不幸にも冷房の真下の席にあたった私は風があたって寒かった……(泣)😓
席によって当たり外れがありますので、自分で調整できるように、カーディガンなどの上着やひざ掛けを持参することをおすすめします!!
[試験Ⅲ]の夕方ぐらいになると、足元が冷えてくるのでスカートを履いていこうと思っている方は気をつけてくださいね。
また、腰痛をお持ちの方はクッション、骨盤サポートベルトがあるといいかもしれません。
受験会場の椅子って硬いの場合が多いので、結構3時間以上座っているとお尻や腰が痛くなるおそれが…😅
自分が万全に臨める環境を準備していくとこをおすすめします。
《会場に持っていったほうがいいものリスト》
- 昼食、飲み物
- 甘いお菓子(チョコレートなど)
- 防寒対策グッズ(ひざ掛け、カーディガンなど)
- (腰痛持ちの方→骨盤サポートベルトやクッション)
《試験当日》のポイント③:他人の試験の問題の話は聞かないように
これは受験あるあるだと思いますが、トイレなど他の人が知り合い同士で答え合わせをしたり、問題についてあれこれ喋っていて聞いてしまうことってありますよね。
私はそういう場面に遭遇したときは、極力話を聞かずに別のことを考えるようにしています。
というのも、自分の回答が他の人と違うことに気がつくと多少なりとも不安になってしまうもの…😥
もしかしたら、自分が合っていてその人が間違っていることもあるのに「私…間違った…どうしよう…」と考えてしまう…
そして、そういうネガティブな感情は引きずりやすいので
「次の試験にもそれを引きずってしまった…😫」
なんてことになったら大変です。
試験当日はそういう些細なことにも情緒不安定になりやすいので、なるべく他の人の話を聞かないようにしたほうがいいと個人的に思います。
また、知り合いに会ったときでも、「試験の問題に関する話」はしないほうがいいでしょう。
別に知り合いと話すのがダメというわけではないです。
話すのは気分転換にもなりますし、みんな頑張ってるんだと思うと自分も頑張れると思いますので、試験と全然関係ない話をしてリフレッシュするのはいいと思います😊
また、自分の席に座っていて、聞きたくなくても聞こえてくる場合もあるかと思います。
そういうときのために、耳栓を持参したり、好きな音楽を聞くのもおすすめです。
とにかく、最大限の力を発揮でいるよう「平常心」を保つように心がけましょう!!
- 試験問題の正誤に関する他の人の話は聞かないように!
- 耳栓や音楽を聞いて「平常心」を保とう!
《試験当日》のポイント④:試験で緊張してしまう人は…
どうしても本番に弱い人、試験になると緊張していつもの平常心で問題が解けない人っていますよね😥
私もどちらかというと本番に弱い人です。
そんな私がこういう大事な試験のときに意識していることがあります。
それはかの有名な「ドラゴン桜」で紹介されている方法で…
①開始の合図ですぐに問題を見ないこと
②まず目を閉じて静かに深呼吸
③周りをゆっくり見渡し、他の人が問題を読んでいる様子を見る
〜漫画「ドラゴン桜」より〜
特に焦った時、緊張したときに深呼吸をすると落ち着きます😊
別に試験だけでなく、大事なプレゼンやスポーツの試合のときでもこれは活用できると思います。
自分が緊張しやすいと感じる人は、試験当日これを意識してみてはいかがでしょうか?
まとめ
検定試験の《当日》の4つのポイントを紹介しました。
検定試験当日、何が起きるかわかりません。
万全の体調、体制で臨めるのように持参できるものは準備しておくことをおすすめします。
検定試験は年に一回しかないので、かなりのプレッシャーだと思います😫
でも、受験される皆さんはこれまで毎日必死で頑張ってこられたわけですから、あとは自分の力を信じて突き進むのみ!
私は検定試験も、大学院の入試でも最後は「せっかくの機会だから楽しもう!楽しんだ勝ち!」と思って試験に挑みました。
「この問題、やっぱり出たな!さすが私」
「あ〜これ出題してきたかぁ…さすがだわぁ〜」
なんて、自分と対話しながら、やっていました(笑)
この投稿を読んでくださった皆さんの受験がうまくいくことを願っております。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました😊
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