日本語教師養成講座の選び方その②(通いやすいか、続けやすいかetc)

養成講座

まだ日本語教師一本でやっていくかわからないので、とりあえず仕事しながら養成講座に通いたいんですけど、それって可能ですか?

さじここ
さじここ

可能ですよ!私の同期の方もそういう人いましたから。

こんにちは、日本語教師さじここです。

今回は、養成講座を選ぶポイントその②をお伝えします。

その①をまだ読んでいない方はこちらから↓まず読んでいただければと思います。

養成講座を修了するまでには420時間受講する必要があります!😥

私は早く資格取得して働きたかったので、ほぼ毎日朝〜夕方まで授業を受けて約半年(実習期間を除く)で修了しました。

これは最短コースですが、かなりハードスケジュールなので覚悟して受講ください(笑)😅

通常は修了するまでだいたい一年ぐらいかかります。

その期間ずっと勉強し続けられるか、通学できるかも重要なポイントになりますので、そのへんを中心にお伝えします。

通いやすさ・続けやすさ

平日以外の授業が開講されているか

日本語教師を目指している方の中には、会社に通いながら子育てしながら勉強したい人いらっしゃると思います。

養成講座の受講生には社会人や子育てママさんも多いですよ。

平日に授業を受けるのが難しい場合は、土曜日や夜間に授業を開講しているスクールがおすすめです。

ただし、受けられる曜日や時間帯が限られているので、通常よりも修了するのは遅くなります。

スクール担当者にそのへんも聞いてみてくださいね。

前回の投稿でも少し書いた通り、最近はコロナで理論分野の科目はオンライン受講になっているスクールもありますので、そのへんも有効活用したほうがいいと思います。😁

授業の振替え制度・転校制度があるかどうか

養成講座は大学のように科目(例えば、日本語文法、日本語教育学、音声学etc)の単位を取得して、修了を目指します

なので、遅刻や欠席が多いと、単位取得できなかったり、もう一度その授業を取らなければならなくなるかも……😥

ですから、急な体調不良や用事、仕事が入った等で、授業が受けれなくなった場合に使える『振替え制度』があるスクールだと助かります

(たとえば、今週火曜日1限の音声学《第2回》が用事が入って受けられなくなったので、別の校舎の水曜日の2限の音声学《第2回目》を受けることができる…みたいな制度です。)

大手の養成講座は、いろんな場所に校舎をもっているので、たいてい振替え制度があると思います。

また、例えば会社の異動etcで東京から大阪に引っ越さなければならなくなったといったときのための転校制度」もスクールにあると安心です。

最初に話したとおり、養成講座は420時間受講→約1年ぐらい修了にかかり、人によっては2年ぐらい必要になるかもしれません。

その期間に仕事や家庭の事情が変わることは大いにあるかと…

途中まで通ったけど、引っ越しで通えなくなってパーになる…のはもったいないので、そこらへんも担当者にチェックするといいですよ😁

教育訓練給付金対象かどうか

「教育訓練給付金」とは、労働者の能力開発を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とする雇用保険の給付制度です。

雇用保険の被保険者期間が3年以上の対象者が厚生労働大臣指定講座を受講し、修了した場合、本人が支払った教育訓練経費の20%(上限10万円)に相当する額が給付金としてハローワーク(公共職業安定所)から支給されるんです

最大10万円ももらえるなんてすごいじゃないですか!養成講座は高いから、助かりますね。

さじここ
さじここ

そうですね。ただし色々条件があるのでスクールの担当者に確認してくださいね!!

ただし、これにはちゃんとそのスクールの講座が「教育訓練給付金対象」になっているかどうか、自分自身が対象になるか等の条件をそのスクールの担当者にしっかり確認してください

この制度を使ったらだいぶ養成講座の費用が抑えられますから、使える方はぜひ使いましょう!

ちなみに私は、この「教育訓練給付金対象」だったのに、知らなくて損をしました〜〜😫

なので、みなさんは私みたいにならないように…😅

就職サポートがあるか

養成講座に入ってそろそろ修了が近づくと…ちゃんと自分を雇ってくれる場所があるかとソワソワしてきます😥

でも、どうやって就活したらいいかわからない…

海外で教えてみたいんだけど、ビザとか居住費とかどうなるのか心配…

履歴書などの書き方がわからない…

など😥

就職サポートがしっかりしているスクールのほうが修了後のことを考えるといいと思います。

また、日本語学校を運営しているスクールだ、養成講座に求人を優先的に出している場合や、養成講座の受講生のみが参加できる学校説明会や就職相談を開いている場合があります

また、就職サポートがしっかりしている=いろんな求人の情報が手に入りやすい環境になるので、就職先の幅が広がるかと。

心配性の人はこの点も養成講座を選ぶ一つのポイントにしてみてください。

まとめ

前の投稿(選ぶポイントその①)と今回の(選ぶポイントその②)を総括すると……

私のオススメはやっぱり、大手の養成講座です!

代表的なスクールを挙げると…

私自身はヒューマンアカデミー出身ですが、他の二つもしっかりした大手の養成講座だと思います。

この3つは日本語学校を持っていますから就職サポートもしっかりしてもらえるかと😁

大手のいいところは、『変なことはできない!信用第一!』という点だと思います(笑)

そして大手はいい講師が集まりやすいので、授業内容もしっかり組まれています。

また、今後、公認日本語教師の資格ができるかもしれないため、ちゃんと文化庁に届け出を出して受理されている大手の養成講座だと安心。

大手→修了生が多い→日本語教師をたくさん輩出している→業界の即戦力→大手の養成講座は教師資格剥奪しにくい……業界的にこんな構図があるので、大きく変更させられることはないと思います。(あくまで個人の見解です)

で、養成講座ってだいたい、いくらなんですか?

さじここ
さじここ

だいたい約55万です。

…………。

お伝えし忘れてましたが養成講座の価格はたいてい約55万です!(汗)

これよりかな〜り安い場合は、何かおかしいと思ってください。

(実は、文化庁指針の420時間の養成講座じゃなく検定対策講座だった!みたいな…😨)

養成講座は専門学校みたいな感じなので、その分受講料は高くなります。

自分に合った最後まで通えるスクールを選ぶためにも、ぜったい養成講座の説明会を受けて決めたほうがいいです!

せめて、資料請求だけでもして、そのスクールがちゃんとしたところか、ご自身の目で確かめてから申し込むようにしましょうね。

このブログはあくまで参考程度に♪

みなさまが、自分にあったスクールを見つけられますように……

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。😁

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