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日本語教師養成講座の選び方(その①:教育実習の内容)

日本語教師になりたい

養成講座に興味があるんですが、たくさんあってどこがいいのかわからなくて…

さじここ
さじここ

そうですよね。たくさんありますから。では、今回は養成講座についてお話しますね。

こんにちは。日本語教師のさじここです。

私は以前の投稿(日本語教師になるためには?日本語教師の資格について)で、日本語教師養成講座に通うのがオススメと紹介しました。

というのも、私自身が養成講座に通って資格取得し、働きながら検定合格をしたという経験があるからです。

時々、他のサイトで、「養成講座出身はレベルが低い」とか「お金を出せば資格取得できるから知識が全然ない」からおすすめしないとか見かけたことがあるのですが、私はそんなことないと思っています。

養成講座出身でも素晴らしい先生はたくさんいますし、日本語教師のほとんどが養成講座出身ですよ!(笑)

自分がどういうスタイルで勉強し資格を取得したいのかで、進路を選びましょう😁

私個人は、養成講座に通ってよかったと感じているので、ここでは通学制の養成講座を推していきます(笑)

あくまで、いろんな選択の一つとして読んでいただければと思います。

日本語教師養成講座とは?

ここで私が言っている日本語教師養成講座とは、専門学校みたいな感じで「日本語教師になるために必要な教育知識などを学ぶ通学しなくてはいけない420時間カリキュラム学校」のことです。

ネットで「日本語教師養成講座」と検索すると、いろんなスクールが表示されます。

全く通学しないタイプの通信講座(例えば、ユーキャン)も「日本語教師養成講座」の中に含まれますが、これは『日本語教育能力検定』に合格するための通信講座なので、講座を修了しても資格はもらえません!!😥

最近は、座学はオンラインで受講+教育実習は対面授業受講できるスクールもしくは、全てオンライン授業のスクールもあります。

最近はいろんなタイプがあって複雑になってきました…😫

ちゃんと各講座の内容をチェックしないと、大変なことになりますからそのへんはしっかり確認しましょう。

特に受講費用がとても安い講座は要注意です!!😫

養成講座を選ぶポイントその①

文化庁指針「420時間カリキュラム」対応講座(実習あり)

私も数ある中でどこを選べばいいのか非常に迷いました😥

まずは、そのスクールが『文化庁指針「420時間カリキュラム」対応講座』と書かれているかチェックしましょう。

これは必須条件です!!

というのも、数年前に日本語教師の質を担保するため、日本語教師養成講座のカリキュラムがしっかりしているか文化庁からチェックが入りました。

養成講座の中には、日本語教師に必要な日本語教育科目を網羅できていないスクールもあります。

その代表的なのが『教育実習』!!

教育実習がないスクールは入らないでください!

今後、日本語教師の資格(公認日本語教師)が『教育実習をしているかどうか』大切なポイントになる可能性があります

(詳しくは→文化庁資料)

この資料見ていただくとわかるように、『教育実習』が連呼されています。

小・中・高の教員免許だって『教育実習』は必須ですよね?

日本語教師も『教師』ですから、やっぱり『教育実習』してなんぼだと思います。

まとめると

『文化庁指針「420時間カリキュラム」対応講座』+教育実習があるかどうか

で、まずは選びましょう!

だいたい大手420時間+実習ありなので、安心です♪

『教育実習』が少人数かどうか

養成講座の教育実習(以下、実習)とは、実際の45分〜50分(スクールによる)の実際の授業を想定して、文法や文化の授業モデルスチューデント、講師、受講生の前で行うものです。

モデルスチューデントというのは生徒役のことで、外国人だったり、他の受講生や講師がやったりします。

ちなみに、私が通ったヒューマンアカデミーの実習は、外国人の前で授業ができました。

日本語学校で働く前に、外国人の前で日本語の文法授業ができたのはとてもいい経験になりました!😁

そして、ヒューマンアカデミーの実習少人数制なので、じっくり自分の教案(授業の計画書)を講師に見てもらえ、授業後もみんなからアドバイスがもらえますので、個人的におすすめです!

※しかし現在、コロナの影響でオンラインに切り替わっていたり、色々変更している可能性があるので、ヒューマンアカデミーに必ず問い合わせしてください。

ヒューマンアカデミーに興味がある方・【問い合わせ】はこちら日本語教師養成講座

また、ちゃんとした実習かどうか確認するための担当者に以下のことを聞いてみるといいですよ。

  • 実習の受講人数
  • 一人何回模擬授業をさせてもらえるのか?
  • 教案の添削はしてもらえるのか?

実習はおそらくどのスクール10人以下ぐらいで行われていると思います。

それ以上の人数だと一人あたりの模擬授業の回数が1回になったり、

一人ひとりに教案添削をしないかも…😅

少人数行われるスクールのほうが手厚く指導してもらえると思いますので、そこもスクールを選ぶポイントです。

過去にあったのが、教育実習というのは名ばかりで、提携の日本語学校に見学に行って講師の授業を見るだけという…😨

実際に自分が教壇に立って教える練習をするのが「教育実習」ですから、上記のは教育実習ではなく「授業見学」です。

こんなスクールは絶対に入ってはいけませんよ!(もうないとは思いますが…念の為)

教案添削をしてもらえるか

教案添削ってそんなに大事なんですか?

さじここ
さじここ

大事ですよ。教案は授業のシナリオですから!

教案とはその授業の目標(ゴール)、使用する例文や導入方法、練習の方法、使う教具の種類や時間配分等を最初から最後まで時系列で書いた授業案のことです。

教案ある意味ドラマの脚本みたいなものなので、しっかり授業を最初から最後までイメージできていないとなかなか教案は書けません

その人の授業の流れのイメージや、文法の導入方法は教案に文字となって現れますから、教案を添削されることで自分の問題点や課題に気づくことができます。

裏を返せば添削されないと自分の問題点に気づけない!ということです。

確かに、実習中(授業をやっているとき)に指摘できる場合がありますが、指導教官はその場で全ての問題点を拾うことはできません。

実習中(授業をやっているとき)は、指導講師は「声の大きさ」や、「例文の提示のタイミング」、「学生の反応をちゃんと見ているか」などの教案では確認できないことをチェックする必要があります。

ちゃんとした指導講師だったら、提示例文や練習の仕方、授業の流れは教案でしっかり指導します。

養成学校修了後に、教案を添削されることはほとんどないでしょう。(一部の日本語学校の新人研修で添削があるかもしれませんが…)

そして、求人に応募して模擬授業をする場合、たいてい教案提出を求められます

ちゃんと教案が書けていない=授業をイメージできていない人

と判断されかねないので、養成講座を修了する前に、教案はしっかり指導されたほうがいいと思います。

そこを指導してもらえない実習なら、そのスクールはやめておいたほうがいいと個人的に思います。

実習が「対面」か「オンライン」か

最近コロナの影響で、実習が「対面」から「オンライン」に切り替わっているスクールがあります。

私個人としては、選べるなら実習は「対面」をおすすめします

というのも、「対面」と「オンライン」は全然違って、オンラインの方がいろいろ制約が多いのです。

(例えば、学生が好きなタイミングで発言できない、学生の表情を読みにくいなど…)

プラス、PCを操作スキルという教師スキル以外の部分も求められてしまいます。😥

パソコンが苦手な方は、授業以外の部分でさらに緊張するかも…😫

なので、できれば対面で実習を経験したほうがいいとは個人的に思います。

でも、コロナがいつ収まるか誰にもわかりませんし、今後もオンライン授業の需要はあるので、実習がオンラインしか選べなくてもをオンラインで経験するということはプラスになると思います。

この状況だとコロナが収まって対面になるのをずっと待つよりかは、とりあえずオンラインで実習を経験したほうがいいかも……

まとめ

養成講座を選ぶポイントについては色々書きたいことがあるので、今回は主に教育実習に焦点を当てて紹介しました。

上記の話をまとめると…

  • 文化庁指針『420時間カリキュラム』対応+教育実習ありの講座を選ぶ!
  • 実習は少人数で行われる講座がオススメ
  • 教案添削してもらえる実習かどうか確認すること
  • できれば実習は「オンライン」より「対面」のほうがオススメ

実習がとても重要だということがよくわかりました。教案添削してもらえる先生のところで実習したいですね。

さじここ
さじここ

そうですね、求人に応募するときのことを考えると絶対添削してもらってしっかり授業の流れを教えてもらったほうがいいです。

養成講座の受講費用はとても高いので、失敗したくないですよね…😅

今までいろんな養成講座出身の方や、検定合格のみで日本語学校で働いている方に出会いました。

個人的な感想ですが、「実習しっかりしてこなかった人」は、基本的な授業の流れを理解できないまま、教壇に立っている感じがします。

(もちろん、ちゃんとされている方もいるとは思いますが…)

特に「検定合格」のみでいきなり教壇に立つことは難しい……😥

私の大学院の後輩は、検定合格のみで少し働いていたのですが、教え方が自己流になってしまって限界を感じ、学び直しのために大学院へ来たと言っていました。

検定合格のみでも働けますが、やはり+αで、「日本語教師になった人のための研修」などに参加されて、実習を経験してから教壇に立たれたほうがいいでしょう。

以下、参考として個人的なオススメ養成講座を紹介しておきますね。

大手の養成講座しっかりとしたカリキュラムや実習が組まれ、サポートも充実しているので安心です

現在『無料説明会』をオンラインでやっているみたいです。

説明会に参加してみたほうがより詳細な情報をGETできます。(上のリンクから申し込みできます♪)

私も養成講座を決める時、念の為、説明会に行きました。

今はオンラインで説明会が開かれているので、参加しやすいかと思います。

養成講座を決める前に不安なことを解消しておきましょう。

今回もお付き合いいただきありがとうございました。

次回は私が選んだポイントその②をお伝えしますね〜😁

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