どうして、さじここさんは日本語教師になって大学院進学を目指したんですか?日本語学校で働きながら目指したんですか?
大学院、興味ありますか?では、今回は私がどうして大学院を目指すことにしたのかをお話ししますね。
私は現在、某国立大の大学院で日本語教育に関する研究を行っています。
日本語教師としてのキャリアアップとして、大学院に興味がある方いらっしゃるのではないでしょうか?
今回は私がどうして大学院を目指したのか、決意したのかをシェアしたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです😚
大学院を目指したきっかけ
ある同僚の先生の一言
私はずっと「いつか大学で日本語を教えてみたい」と思っていました。
しかし、検定試験や420時間養成講座修了などの日本語教師の資格だけでは、大学で教えることはできません。
修士以上の学位が必要です。
でも、社会人になってからの大学院ってどうなのか?
大学院ってお金も時間もかかる…今の自分にそんな時間とお金があるのか?
そもそも、どこの大学院に行けばいいのか?
大学院って何するところなのか?
当時の私はさっぱりわからず、何から手をつけていいかもわからず…結局…時間だけが過ぎました。😅
日本語教師を2年続けた当たりから、いろんな現実が見え始め、『このままでいいのか?日本語学校だけのキャリアでいいのか?』って考えるように……
というのも、日本語学校の時給と大学の非常勤講師の時給はぜんぜん違う…😱
それだけでなく、修士号を持っていたら、大学だけでなく、国際交流基金の日本語専門家の募集に応募できたり、海外の大学でも教えられたりします。
たまたま、同僚の先生の中に、大学院卒の方がいて、大学院の話をいろいろと教えてもらえる機会が。
その先生が、「私でよければ研究計画書みてあげるよ」と言ってくださり、『こんな機会はもうないかもしれない!!』と背中をバンっと押されました。
その先生と仲良くならなければ、きっと今でも「大学院どうしよう…行ってみたいけど…」「私には無理かな…」とウジウジしていたでしょう…😅
その先生に本当に感謝です。
学生の進学指導に限界を感じた…
勤めていた日本語学校の担任業務には、なんと『進学指導』が含まれていて、学生全員の卒業予定、進路を調査する必要がありました。
進学目的の日本語学校だったため、ほとんどの学生は「大学院進学」を目指していて、研究計画書などの添削まですることに……😥
しかし、私は研究計画書をどう書けばいいのかさっぱりわからず……😱
大学院を目指す中国の学生の多くは日本語学校と大学院試やEJU(日本留学試験)のために塾に通っています。
塾で指導してもらえるなら、まあ…いいか……
と、思ったんですが……なんか悔しかったんですよ…
本当に私はこれでいいのか、日本語教師としてこれでいいのか〜〜!?って😥
大学院を自分が受験することで、研究計画書の書き方とか、大学院の選び方とかいろんなことがわかるかもしれないと思い、受験を決めました。
というのは建前です(笑)
本音は、研究計画書を見ることができる日本語教師ってそんなにいないと思うので、修士号を取って自分の付加価値を高めたかったんですよね。😅あははは…
〈やさしい日本語〉と多文化共生シンポジウム
たまたま、働いていた日本語学校のポスターに『〈やさしい日本語〉と多文化共生シンポジウム』(2018年2月17日(土)、18日(日)開催) というのに無料で参加できることを知った私。
学会とか当時の私は参加したことがなかったので、敷居が高かったのですが、日本語教師として〈やさしい日本語〉は学ぶべきだと思い一人で乗り込むことに…(笑)
そこで、一橋大学の庵功雄先生の講演を聞いて、私は衝撃をうけたのです!
日本語教師は留学生に日本語を教える以外にも、社会のためにできることがあることを庵先生話を聞いて知りました。
そして、日本社会のためになにか自分にもできることがあればしたい、これからの多文化共生の社会に貢献できる研究がしてみたいと思うようになり、受験を決意しました。
庵先生の講演の内容は、以下の本↓にまとめられていますので、興味がある方はぜひ読んでいただきたいと思います!!オススメです!!
なるほど、いろんなきっかけが重なって大学院を目指すことにしたんですね!
そうです。やっぱり、社会人から大学院を目指すのは覚悟がいりましたね。時間もお金もかかりますから…
まとめ
私が大学院を目指したきっかけは上記の3つです。
今思えば、一つでも欠けてたら目指していなかったと思います。
特に、1つ目と2つ目は私にとって大きなきっかけになりました。
別に、目指す『きっかけ』なんて何だっていいと思います。😃
いつ目指してもいいと思います!
大学院は年齢なんて関係ないです!
本当に大学院行ってみたいと思うなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。😁
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