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妊活か大学院進学か?迷いに迷って進学を決めたときの話〜日本語教師の体験記〜

大学院

さじここさんは、今子育てしながら修士課程に在籍されてるんですよね?

さじここ
さじここ

はい、そうです。私は修士一年の秋に出産したんですよ〜。それがまた大変で(笑)

みなさん、こんにちは。日本語教師のさじここです。

今回は誰も興味ないかもしれませんが、私が大学院進学を決めたとき〜大学院入学までの話をお伝えしたいと思います。

他の投稿でちらっとお伝えしたと思いますが、私は修士1年目に息子を出産し休学をしたので、現在修士課程3年目です😅

当時の私のように、

「早く子どもを授かりたい、でも大学院進学もしたい!子育てと学業を両立できるのか不安…😥」

という方や、

「小さい子どもの子育てと大学院進学はどんな感じになるのか?」

と悩んでいる方がいらっしゃるのではないかと思い、この投稿を書くことを決めました。

あくまで、この話は私、さじここの個人の体験です。

また、【妊活の体験談】を期待して訪問してくださった方、すみません。

【妊活】アドバイスみたいな話はないので、予めご了承の上お読みください。

でも、少しでも自分のキャリアとプライベートの間を行ったり来たりして、【大学院進学するか】で悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。

妊活か大学院か…

主人の駐在と自分のキャリア

私は20代後半で結婚し、主人の仕事の関係で海外駐在へ行くことが決まりそうだったので、前職を退職し、海外でも働ける&役に立つ日本語教師の資格のために養成講座に通いました。

無事日本語教師の資格を取得し、日本語学校でも少し経験がつめたので、主人の駐在先へ行く準備を始めようと思っていたそのとき…主人の駐在先でテロが発生…😥

そのテロの影響で家族が帯同することが難しくなり、私は一人日本にいるしかない状況に

日本語学校で日本語教師を続け、主人の駐在任期が終わるのをひたすら待つ日々でした。

「独身生活満喫できていいじゃん!うらやましいわ!」

と結婚した前職の会社の同期や友人に言われました。

でも、私は早く子どもがほしかったので、友人から出産の連絡が来る度に、「私…結婚したのに、なにやってるんだろう…」と鬱々とした気分でした😥

そして、主人の駐在から約3年が過ぎたころ、勤めていた日本語学校の同僚の先生から大学院の話を聞き、このまま日本語学校だけで働くキャリアより、いろんなところで仕事ができる日本語教師になりたいと思うように。

「どうせ主人は帰ってこないし、時間を持て余すぐらいなら今できることをしよう!!」

私は一大決心をして、大学院の説明会や学会に参加し情報を集めるようになりました。

「よし!今年の大学院入試に向けて頑張るぞ!!」と研究計画書を書き始めようとした矢先、まさか突然に主人の駐在が終了……😅

このタイミングで戻ってくるとは思っていなかったので「大学院入試を受ける or 妊活をするか 」で悩むことに……

主人と話し合った結果、年齢も年齢なので、妊活をすることに決めて、大学院入試は一旦保留にします。

なかなか授からない…

妊活を初めて3ヵ月…半年…

月日だけがどんどん流れていきますが、いっこうに授かる気配がありません。

また主人の仕事が激務で残業の日々…😥

やっと一緒にゆっくりできると思っていましたが、現実はそうではなく、私としてはモヤモヤした日々を送っていました。

そんな日々が続いたのもあって、保留にしていた大学院をやっぱり受験したくなり、実母に相談。

大学院進学を応援してくれると思って電話したのですが…

「大学院なんていったら、子どもどうするの? 年齢も年齢なんだし! 旦那くんがまた海外に行くことだってあるんでしょ?」

と、応援どころか叱られました😥

結構、これはショックで、しばらく気持ちを切り替えることができませんでした。

大変だった時期を知っている&子どもが早くほしいことを知っているからこそ、言ってくれたのだと今なら思えますが、当時のわたしは受け止められず、しばらく実母と距離を置くことに……

妊活の辛いところは、「努力しても報われるかわからない」部分が大きいのではないかと個人的に思います😥

基礎体温はもちろん、妊娠検査薬とかも使って頑張ってみましたが、授かりませんでした…

すぐ授かれる人は授かっているのになぁ…なんで?と、ネットで「妊活」を検索する日々😣

そうこうしているうちに、大学院を受験するならもうそろそろ研究計画書の準備をしなくてはいけない時期になってしまいました。

今まで相談にのってくれた同僚の先生や、オープンキャンパスや学会に参加した日々を振り返ると、「ここで受験しないのはもったいない」という気持ちに……

でも、子どもも早くほしい……

なんとも欲張りな私です😥

もし合格できたとき妊娠して学業と両立できるのか? 保育園に預けられるのか?

二つを得たときの不安も出てきて、なかなか覚悟が決まらず……悶々と毎日考えます。

私の性格的に、スパッと決められるタチなのですが、こんなに決められなかったのは初めての経験です。

とりあえず私は「やっぱり、諦めたくない!」と思ったときのために、研究計画書はコツコツ書いていました😥

やっぱり目指したい

一人悶々と考えても仕方がない!と思い、主人に相談したところ

「キャリアにつながるんだったら、受けたらいい」

と言われました。

「妊活はどうするの?」

というと、

「それもすればいい」

とのこと。

私が悩んでいる内容をあれこれ説明しても、「でも、受けたいんでしょ?」と言われ、自分の気持ちに気づくことができました。

そして、別に妊活か大学院かの二者択一にしなくてもいいのでは?と感じるようになりました。

でも、「妊活と学業の両立」、「子育てと学業の両立」という自分の不安は拭えませんでしたから、覚悟を決めるためにも受けたい大学院の入試説明会に行って決めることに

そこで「子育てや妊活」と「学業」の両立が無理そうだったら、「受験は今はしない」ことに決め、説明会に向かいました!!

大学院入試説明会

私は2つの大学院の入試説明会に参加しました。

一つは現在在籍している国立大の入試説明会で、もう一つは私立大の入試説明会です。

たまたま、同じ日にあって、午前と午後で、はしごしました😅

午前は国立大の入試説明会で、思ったよりもたくさんの人が参加していて結構圧倒されたのを覚えています。

入試説明会では願書とともに、大学院のカリキュラムや年間スケジュール、さまざまな支援制度の資料がもらえました。

入試説明会を参加した部屋の壁に、「子育てと学業を両立するために…」というポスターを発見!

そのポスターをみて、「子育てしながら大学院通っている人がいるんだ…」とほっとしたのを覚えています。

また入試説明会でも「長期履修制度」というものがあることを教えてもらえました

それは、育児・介護・仕事(フルタイム)によって修士課程を2年で修了できない人の為の制度で、最大4年まで2年分の学費で通うことができる制度です。(←これは大学によってあるところとないところ、利用できる人の審査があります)

また、育児中の方が学会や授業などで子どもの世話をベビーシッターに頼まないといけないとき、ベビーシッターの助成金も出ることがわかりました。

HPではなかなか見つからない支援制度についても聞けたので、説明会に行ってよかったと思います。

全体の説明会が終わったら、一人一人個別に先生に直接聞ける場が設けられていたので、私は勇気を出して自分の研究計画書をある先生に持っていきました。

そう、その先生はのちの私の指導教官です😅

すごく緊張したのを覚えています(笑)

「自分のやりたい研究の概要」と「研究計画書を見てほしい」という私に、先生は、

「入試の公平性のために研究計画書を見ることができないんです。でも、話を聞く限り、あなたのその研究はおもしろい研究になると思うから、ぜひ頑張って合格して」

といってくださって、すごく舞い上がり、次の私立の説明会に行く電車で「もう自分は受験するしかない!」という気持ちになっていました(笑)

気分が舞い上がったまま参加した午後の私立大の説明会は、国立の3倍の人数が参加していて、大学の学部入試を思い出しました(汗)

午前中の国立大も、午後の私立もどちらも学部のように定員は50人以上ということはありません。

国立大はだいたい20名以下、私立は大学によりますが、大きい大学でも50名以下ぐらいです。

その中には社会人枠、留学生枠みたいに決まっているところもあって、さらに狭き門……😫

私は大学院の説明を聞きながら、この会場のほんの一握りしか受からないのだという現実を目の当たりにし、さっきまで浮かれていた気持ちがしぼんでいきました😥

午前の説明会と同様に、全体説明会の後、気になる先生に個別に話を聞きに行ける時間があり、こちらも参加してみましたが…あまりの人数で先生と一対一で話すことは叶わず……

そのまま一人トボトボと帰りました。

私の出した結論…

大学院入試を受けることを決意!

大学院入試説明会に行って、大学院進学は狭き門だけどチャレンジしてみたい気持ちが強くなりました。

「まだ私は受かっていないのだから、将来のことを考えるのはやめよう…」

「せっかく準備してきたことを無駄にするより、チャレンジしてみてダメだったら諦めよう…」

そういう風に考えるように。

一度決めたら、あとは進むのみ。

でも説明会に参加した2校のうち、国立大のみ受けることにしました。

というのも、受験料とか学費とか考えたら私大はちょっとお金が…😅

日本語学校で働きながら、研究計画書を仕上げて、何度か修士をもっている同僚の先生に添削してもらい、それと同時に一次試験の試験勉強をしました。

で、妊活はというと……

これも継続中…😅

どちらかというと、大学院入試が終わるまでは妊活のことはあまり考えないようにしていました。

だからなのか、大学院入試が終わっても、子どもを授かることはできませんでした。

(大学院の入試について詳しく知りたい方は、過去の投稿をぜひお読みください。)

入試の結果

一次試験の結果は、日本語学校の午後の授業の直前にHPで発表されました。

こんなにドキドキしたのは、大学の受験以来です。

もし落ちてたら、午後の授業に影響してしまいそうで、それも怖かったです…😫

結果は……「一次試験通過」

三日後の二次試験の面接試験にコマを進めることができました😁

私をサポートしてくれた先生にだけ合格を伝えると、一緒に喜んでくれてとても嬉しかったです。

その後の二次試験も色々あり、「これは落ちたかも…」と落ち込みました。

でも、まあ、「落ちても受けたことは後悔しない、やってよかった」と思えたので、案外気分はスッキリ。

最後の合格発表も、これまた日本語学校の授業前で、本当にヒヤヒヤ……😥

一人で誰もいない非常階段で合格発表の時を待ち、深呼吸をして大学院のHPを開くと……

「あった…私の受験番号…😳」

信じられなくて何度も確認し、スクショを撮り保存(笑)

(↑HPの合格発表は時間限定公開で、削除される場合が多いのでスクショすることをおすすめします!!)

受けてよかった、頑張ってよかった…受けるのやめなくてよかった…

と思いました。

で、もう一方の結果は、授かる気配がなく、こちらは惨敗中……

さすがに、両方手に入れられるほど現実は甘くはなかったです😅

まとめ

今回は、私の大学院入試を受けたときの色んな葛藤の部分を中心にお伝えしました。

前回の投稿でお伝えしましたが、大学院進学ってお金も時間も必要ですから、そう簡単に決められないのではないでしょうか?

私のケースのように、悩んでいる方はそれぞれの事情を抱えて悩んでいらっしゃるかと思います。

色々悩んだ末に、覚悟を決めて受験し、大学院進学を果たせたときはとても嬉しかったです。

研究計画書や受験勉強にうちこめる環境や時期はそう何度も巡ってこないかと思うので、チャレンジしてみたいと思うなら、勇気を出して一歩踏み出してみるのがいいと思います。

日本の少子化はますます進み、大学の定員や学部の編成が今後変わっていくと思います。

特に文系の大学院については、定員の削減が今後起きてくるかもしれません。

学費だって、国立大なのに昔に比べて随分高額になっています😥

私は「あ〜〜あの時受験しておけばよかった〜〜」という後悔だけはしたくなかったので、受験を決めました。

『やらない後悔より、やって後悔するほうがいい』というポリシーの人なので…(笑)

ここまで、読むとすごいバラ色な世界が広がっているように思いますが、ここからが本当の「試験」だったと今は感じます。

その後の話は、次の投稿で。

私のつたない話を最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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