
学生18人分の動詞の活用の小テストの採点が大変です。普通形のテストのときは特にチェックする項目がたくさんなので時間がかかっています。何か時短になるようないい方法はありませんか?

動詞の活用のような小テストは「Googleフォーム」活用することで採点の手間が省けますよ!
こんにちは、日本語教師のさじここです。
前回の記事「授業準備に便利なアプリ5選」に引き続き、私が実際に授業で取り入れている授業準備などのアイディアをシェアしたいと思います。
みなさんのクラスでは、「小テスト」は実施していますか?
私のクラスでは毎回授業の最初に文法と語彙や漢字の小テストを実施しています。
1クラス20人前後なので、添削採点をするのが大変です……
それも学生のスコアも記録しなければならないので、授業後の作業が……😩
そんな悩みを持つ先生方にとって、「Google フォーム」はとても便利なツールです!!
ぜひ、この記事を読んで、日本語の授業をより効果的にするために、「Googleフォーム」を活用してみませんか?
ご存知ない方向けに、「Googleフォーム」ついてを簡単に説明すると、
「無料」で使えて、「簡単にテストやアンケートを作成できる」便利なツールです。
特に、パソコンが苦手な方でも直感的に操作できます!!!
本記事では、具体的な活用方法を3つ紹介します😀
最後まで読んでいただけるとうれしいです。
注意⚠️:以下のアイディア全て、授業中に学生自身がスマホやタブレット、PCを使用することが必要になります。つまり、授業中、学生がスマホの使用を禁止されている場合だと以下紹介する内容は授業で活用できないです😔
まず最初にやること(Googleフォームの準備)

Googleフォームはだれでも無料で使用できますが、Googleフォームを利用するには、「Googleアカウント」が必要です。
学生側はGoogleアカウントは必要ありませんが、スコアの回答を即時表示ではなく、後で学生に通知する場合は個人のメアドが必要になります(GmailでなくてもOK)
手順
- Googleアカウントを作成(すでに持っている場合は不要)
- Googleフォームにアクセス
- 「+」ボタンをクリックして新しいフォームを作成
Googleアカウントは、GmailやGoogleドライブを使用している方なら、すでにお持ちだと思います😀
これで準備完了です!
次に、具体的な活用アイディアをシェアします。

アイディア1. 小テストの作成(動詞の活用・助詞の問題など)

Googleフォームを使えば、簡単に小テストを作成できます。
実際に以下の手順を読みながら、Googleフォームの画面を操作してみることをお勧めします。
✔ 自動採点ができるので、採点の手間が省ける
✔ 結果をすぐに確認でき、理解度を把握しやすい
✔ 紙での配布(印刷)の手間が省ける
✔ 毎学期、簡単に使いまわせる&問題の修正も簡単にできる
手順
- Googleフォームを開く(←クリックするとGoogleフォームのサイトに飛びます)
- 「空白」から新しいフォームを作成
- 「質問を追加」をクリックし、問題を作成
- 例:Q:「つくる」の「て形」は?→「つくて、つくりて、つくって、つくらて」(選択式)
- 例:Q: かぜで ドア( ) あきました。 →「が・に・を・で」から正しい助詞を選ぶ(選択式)
- 回答の自動採点を設定(クイズ形式にすると便利)
- 学生にリンクを送信 or QRコードを作成し学生にその場でスキャンしてもらう
慣れるまで大変かもしれませんが、問題はコピーして内容を変えることができますし、Googleフォーム自体もコピーして量産できますよ!
私は毎週、導入した文法3つぐらいを翌週に「復習小テスト」としてこのGoogleフォームで実施しています。
学生が問題を解き終わったら(選択式のみのクイズであれば)、回答を送信してすぐ学生自身の正解率や間違った問題を確認できるので、学生にとっても忘れないうちに復習できます。
教師側もGoogleスプレッドシートで学生のテストスコアがデータ化されるので、それを学生の成績表に転記するだけでいいです。
問題のパターンも選択式から記述式まであるので、測りたい内容に応じてテストの形式を変えることが可能です。
絵や図も挿入できますよ🎵
ほんと至れり尽せりです。
テスト返却する時間も減るのでいろんなところで節約になりますよ〜😃
小テスト作成の具体的なアイディア内容はnoteにて公開しておりますので、興味がある方はぜひそちらをご覧ください。

アイディア2. 学期の初めのニーズチェックと学期最後の振り返りアンケート

学期の初めにクラスの学生のニーズチェックしたり、学期最後の日に振り返りアンケートを実施することで自分の授業の質を高めることができます。
紙でアンケートを実施するよりも、Googleフォームを使った方がその後の作業が楽ですし、データで保存可能なのでおすすめです。
私はすべての担当授業でGoogleフォームを使用して学生にオリジナルのアンケートをとって自分の授業を振り返る機会にしています😀
✔ 学生の関心や苦手なポイントを把握できる
✔ 授業の進め方を改善しやすくなる
✔ アンケートをわざわざ集計しなくてもいい
✔ 学生の母語で記入してもらってもGoogle翻訳などの翻訳ツールで日本語に訳すことが可能
手順
- Googleフォームで「空白のフォーム」を作成
- 質問を追加
- 例(授業前):「この授業で学びたいことは?」(記述式)
- 例(授業後):「このクラスの授業で理解できたことは何ですか?/理解できなかったことは何ですか?/おもしろかった活動はありましたか?」(選択式・記述式)
- 回答を集計し、次回の授業に活かす
アイディア3. 学生同士の評価をする評価表

授業評価の一環でピア評価などを取り入れている先生もいらっしゃると思います。
また、クラス内スピーチコンテストやプレゼンなど、学生が他の学生への評価も成績に含める場合、その評価を集計しなければなりません。
こちらも先述したアンケートと同じようにGoogleフォームを使用することで色々時短できます。
✔ 学生同士の評価を集めやすい
✔ クラス内で集めたメッセージ内容を集約して学生に渡すことが簡単にできる
✔匿名で集計することも可能なので、率直な感想を書くことができる
✔ 学生の人数分の評価シートを印刷しなくてもいい
手順
- Googleフォームで「スピーチ評価」を作成
- 質問を追加
- 例:チョウさんのプレゼン(話し方/内容/レベルの高さ:とても良かった〜もう少し)(5段階評価)
- 例:チョウさんへのメッセージ(記述式) →このように学生人数追加する
- 匿名回答を許可して、率直な意見を集める
- Googleスプレッドシートに集計されたメッセージをまとめて学生に渡す

まとめ

いかがでしたか?😃
Googleフォームを活用すると、授業の準備や評価をスムーズに行えます!
✅ 小テスト:動詞の活用や助詞の問題を簡単に作成&自動採点
✅ ニーズチェック:授業前後で学生の理解度や要望を確認
✅ 活動の感想,評価:学生の意見を集めて授業を改善、学生同士の評価ツール
この機能が無料で使えるのはすごくないですか?😁
「テストは手書き、紙でやることに意味がある!!」
という考え方の先生もいらっしゃると思います。
私としては、「テストで何を測るためのものなのか?」「学生の何を確認したいのか?」「何のためのテストなのか?」そこが重要なので、手段は別に手書きにこだわる必要はないと思っています(私個人の考えです)
漢字に関しては「読み」の小テストはGoogleフォームで、中間期末テストは「読み書き」を手書きの紙で実施しています。
このように使い分けていますので、全てデジタルでやっているわけではないです😅
動詞の活用に関しては、Googleクラスルームで反転動画を配信し、ちゃんと理解できたのかの理解度チェックとして反転動画視聴とセットにして宿題に出しています。
「小テストの作り方についてもっと知りたい!」という方のために具体的なテストのアイディアや操作方法はnoteの記事で詳しく解説しています。
興味がある方は以下からご覧ください!
工夫次第ではGoogleフォームはいろんな使い方ができると思いますよ🎵😁
Googleフォームは、オンラインレッスンとの相性もいいので、italkiやpreplyで日本語を教えている方もぜひ活用ください⭐️
誰でも簡単に作成できるので、この機会にぜひ試してみてください!
ブログでは真面目な話しか書いていませんが、noteの方ではブログの更新情報とともに近況報告や私のどうでもいい日本語教師の小ネタなどを書いています。
こちらもぜひフォローいただけるとうれしいです😃

この記事が少しでも日本語教師の皆さんのお役に立ったら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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